お腹に来てくれたことがとても嬉しい反面、
少し心配がありました。
息子つむつむと時と比べて、
生命エネルギーが繊細、と言ったらいいのでしょうか。
『 あなたが来てくれてとても嬉しいよ。
今回はお腹で大きくなって、
生まれて来れそうかな?』と
ある夜、お腹に手を当てて対話をしてみました。
わたしが受け取った答えは、
「わたしも嬉しい。でも大きくなれるかは
わからない。出来るだけやってみるから
お母さんはゆっくり待っててね。」
という感じでした。
『わかったよ。 』と赤ちゃんに返事をして、
呼吸を深めていきました。
手がお腹を触っているのか
お腹が手を触っているのか
境界がぼんやりしてきて、
さらに手がお腹の中の赤ちゃんに触れているような
不思議な感覚がありました。
それはとても柔らかく、朗らかで
優しさで満たされていました。
1回目の受診では心拍は確認できず、
流産の可能性も指摘されました。
その時にこの子はもしかしたら早くに
お空に帰ってしまうかもしれない、
なるべく地上で素敵な思い出を作って
あげたいと思い、近場に家族旅行にも
行きました。
2回目の受診では心拍が確認され、
ほっとしましたがなんとなくの不安も
抱いたままでした。
つづく