ゲット・アウト
白人女性と婚約した黒人主人公が、女性の実家に挨拶に。使用人に黒人を使っているその家、なんだか様子が変で…。人種差別をベースにしながら、物語は意外な方向に展開していきます。彼女の両親は「黒人に差別はない」と明言するが、使用人は黒人。そのへんのちぐはぐさがだんだん大きくなっていき、主人公はとんでもない目に!低予算ながらオスカー脚本賞を獲っただけはある。面白かったです。
マザー!
主演は今をときまくジェニファー・ローレンス。監督は「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー。なのに日本公開がかなわなかった作品。公開中止になった理由は、モラル的に問題があるシーンがあったからなのかと。内容が酷いからお蔵になったというわけではないです。逆に日本人はこういうループモノ好きだから、もったいないなと。人里離れた一軒家に住む夫婦宅に訪れる訪問者。それがだんだん増えていき、夫婦の平和は徐々に蝕まれていく…。
バリー・シール アメリカをはめた男
航空会社の元パイロットが麻薬密輸を始め、CIAの手助けで武器密輸まで始める話。ぶっ飛んだ生き方が、トム・クルーズの能天気さとうまくマッチして楽しめました。手段のためなら多少の犯罪に目をつむり、お役御免となったらすぐ見捨てるCIAの描きっぷりが典型的すぎて笑いました。
アトミック・ブロンド
「ジョン・ウィック」や「デッドプール2」のデヴィッド・リーチ監督。屋内の近接戦闘描かせたら、この人が今一番うまいだろうね。良かったです。シャーリーズ姐さんカッコいいんですが強さのカタルシスというより、ボコボコにやられまくって痛そうタフだな系です。あと彼女の協力者であるエージェント役のジェームズ・マカヴォイが飄々としててツボ。
スキップ・トレース
たまにはジャッキー映画もみないとなーなんて手に取ってみたら監督がレニー・ハーリンだったw 香港の警官とアメリカ人の詐欺師がロシア→香港へと逃亡するロードムービー。監督も主演も絶頂期は過ぎたものの、安定した面白さを提供してくれます。
皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
イタリアのチンピラがひょんなことから無敵の肉体を得てしまう的なお話。だからといってコイツは世のため人のためになるヒーローになるでもなく、犯罪を繰り返すとこがなんともリアル。世話になったおやっさんの娘(ヒロイン)が、自身を守ってくれるこのチンピラを鋼鉄ジーグに重ねたところからこのタイトルがついてます。
エルネスト
ベニチオ・デル・トロ主演の2部作も「モーターサイクル・ダイヤリーズ」もみてるから、ある程度チェ・ゲバラの話はしってて“あれ?ゲバラの近くに日系人なんていたっけ?”と思いながらみました。確かに近くにはいたけど、行動をともにしたってほどではなかったのね…。ただ、ゲバラが広島に来ていたことを知れただけでも良かったかも。
ザ・サークル
SNSを題材にしたサスペンススリラー。エマ・ワトソン演じる主人公がSNS上で私生活をすべて公開。そこで起こる問題、「つながる」ことの功罪を描いています。起こりうる問題が想定の範囲内だったり、権力者の不正を暴くことが物語の落としどころだったりと、意外性に欠けるのが残念だったかな。