どれくらいの時間が経っただろうか。しばらくの沈黙が過ぎた。
そう言えば、以前ドラえもんがもしもドラえもんがいなくなって本当に困ったことが起きた時に開けなよと言っていた箱ががある事を思い出した。
『たしか…』
ガサゴソ…
『!?』
やはりあった、ドラえもんが普段寝ている押し入れの下段に。大きさは縦横それぞれ30センチ、蓋にドラえもんが印刷された箱だ。こういう細かい所に凝るのがドラえもんのいいところだ。随分ホコリをかぶっているみたいで、触る所触る所に指の跡がついた。のび太は、恐る恐る蓋を開けた…
ハラリ…
一枚の便箋がのび太の足下に落ちた。この便箋もドラえもんの形だ…いちいちこだわるんだなと半ば呆れながらも便箋を開いた、
「のび太君へ
元気にしてるかい?
君が今この手紙を読んでいるってことは、僕がそばにいなくて本当に困ってるってことだよね?
下を向いて悩んでも何も変わらないよ、さぁ上を向いて次の一歩を踏み出すんだ。
箱の中に一緒入たのは次の一歩を踏み出す手助けになる物だよ。くじけちゃダメだ。君はやれば出来るんだ。
僕はいつも君の味方
ドラえもんより」
『ドラえもん…』
またのび太は湿っぽくなった…改めて箱の中に目をやると、そこにはコルクで蓋をした透明な瓶が入っていた。瓶の表面には、「USO800」と書かれたラベルが貼られている。どうやら何かの液体らしい。
『U、S、O、800?』
のび太はラベルを声に出して読んで見たが、中の液体には見当がつかなかった。どうして肝心な説明書が入ってないんだと少しムッとした。
『…飲んでみるか。』
何を思ったかのび太はおもむろにに瓶のコルクを掴み開けようとした。かなり固い。
『ぐぬぬっ…くっ…くっ…そいやっ!』
ポンッ!!
コルクは気持ちいい音で開いた。とりあえずのび太は瓶の口に鼻を近づけ中の液体の匂いを嗅いだ。何やらお酒のような匂いがする…それも結構な刺激臭だ。一瞬クラッとした。と同時に周囲を漂う匂いが不安となってのび太を包み込んだ。「何だこれ?大丈夫か?」いや、しかし、小学生の僕にお酒なんか渡すわけないし、何よりドラえもんの道具だ。それにドラえもんの道具はだいたい第一印象はそんな良くない。のび太は部屋の電球に瓶をかざし、もう一度中の液体を凝視した。瓶の中の液体は電球からの光をくにゃくにゃと反射し案外綺麗だった。
そう言えば、以前ドラえもんがもしもドラえもんがいなくなって本当に困ったことが起きた時に開けなよと言っていた箱ががある事を思い出した。
『たしか…』
ガサゴソ…
『!?』
やはりあった、ドラえもんが普段寝ている押し入れの下段に。大きさは縦横それぞれ30センチ、蓋にドラえもんが印刷された箱だ。こういう細かい所に凝るのがドラえもんのいいところだ。随分ホコリをかぶっているみたいで、触る所触る所に指の跡がついた。のび太は、恐る恐る蓋を開けた…
ハラリ…
一枚の便箋がのび太の足下に落ちた。この便箋もドラえもんの形だ…いちいちこだわるんだなと半ば呆れながらも便箋を開いた、
「のび太君へ
元気にしてるかい?
君が今この手紙を読んでいるってことは、僕がそばにいなくて本当に困ってるってことだよね?
下を向いて悩んでも何も変わらないよ、さぁ上を向いて次の一歩を踏み出すんだ。
箱の中に一緒入たのは次の一歩を踏み出す手助けになる物だよ。くじけちゃダメだ。君はやれば出来るんだ。
僕はいつも君の味方
ドラえもんより」
『ドラえもん…』
またのび太は湿っぽくなった…改めて箱の中に目をやると、そこにはコルクで蓋をした透明な瓶が入っていた。瓶の表面には、「USO800」と書かれたラベルが貼られている。どうやら何かの液体らしい。
『U、S、O、800?』
のび太はラベルを声に出して読んで見たが、中の液体には見当がつかなかった。どうして肝心な説明書が入ってないんだと少しムッとした。
『…飲んでみるか。』
何を思ったかのび太はおもむろにに瓶のコルクを掴み開けようとした。かなり固い。
『ぐぬぬっ…くっ…くっ…そいやっ!』
ポンッ!!
コルクは気持ちいい音で開いた。とりあえずのび太は瓶の口に鼻を近づけ中の液体の匂いを嗅いだ。何やらお酒のような匂いがする…それも結構な刺激臭だ。一瞬クラッとした。と同時に周囲を漂う匂いが不安となってのび太を包み込んだ。「何だこれ?大丈夫か?」いや、しかし、小学生の僕にお酒なんか渡すわけないし、何よりドラえもんの道具だ。それにドラえもんの道具はだいたい第一印象はそんな良くない。のび太は部屋の電球に瓶をかざし、もう一度中の液体を凝視した。瓶の中の液体は電球からの光をくにゃくにゃと反射し案外綺麗だった。