静岡への日帰りドライブ | ホーストダンスのブログ

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3連休は東京に戻り、連休真ん中の昨日は久々に家族5人でドライブに行ってきました。
松山にいた頃は子供たちもみな小さく、ちょくちょく家族でのドライブを楽しんだものですが、最近は私の単身赴任や長女の中学受験などが重なり、なかなか行くことができませんでした。
前回の家族ドライブの記憶を辿ると、実に3年近く前、世界遺産登録直後の富岡製糸場に行って以来のことでした。

今回のドライブの計画を立てる際には、旅行会社主催の日帰りバスツアーの日程を参考にさせてもらい、世界遺産好きの次男のことも考え、静岡県の富士山周辺を巡ることとしました。

自宅を朝6時に出発し、最初の目的地は白糸の滝です。山梨県に5年間住んでいた私としては、富士山周辺の観光スポットは一通り回ったつもりでいましたが、やはり静岡側にはまだまだ未踏の地があり、ここも今回が初めての訪問です。

あたりには滝壺に叩きつけられた水の細かな水滴が漂っていて、夏の朝に心地よい涼しさをもたらしてくれます。
行く途中には、あの源頼朝が水面に映る自分の顔を見て髭を整えたと伝えられる『お鬢水』という小さな池もあります。

駐車料金は200円とのことですが、近くの土産物屋で500円以上買うと無料になるとのことで、何かあるかなと思い、ちょっと覗いてみると、山梨でよく食べた懐かしい『吉田のうどん』3人前のセットが540円で売っていたので、これをお土産に買いました。

次の目的地は登呂遺跡。
私は約40年ぶりの訪問です。
当初は竪穴式住居と高床式倉庫でも見て終わりかな、と考えていたのですが、高床式倉庫の下では地元のボランティアガイドの方による火起こし体験が行われていました。
長女と次男が挑戦しました。


なかなか種火はつきませんが、頑張って道具を上下運動させることおよそ5分、ようやく煙が出てきました。
種火かわできると、今度は麻を詰めた竹笛のようなものに種火を入れ、口で空気を送り込んでみると、見事に火がつきました。

すぐ近くの登呂遺跡博物館では、ミニチュア版の高床式倉庫の組立体験が、これも地元のボランティアガイドの方によって行われています。
これも長女と次男が挑戦しました。



貫頭衣まで用意されていて、まさに弥生時代当時の人々になりきって体験することができます。
高床式倉庫は釘を使わずに作られているので、まさにプラモデルを組み立てるようなイメージです。当時の人々の生活の知恵が感じられます。

博物館ではその他にも石包丁による稲穂狩りや杵と臼による脱穀の体験など、弥生時代の人々の生活の様々な体験ができるようになっています。


登呂遺跡見学が思いのほか充実したものになり、次の目的地である『焼津さかなセンター』は少し到着が遅れましたが、みんなお目当ての海鮮丼などを堪能することができました。
私が注文したのは、桜エビにシラス、マグロにネギトロといった焼津自慢の素材をふんだんに乗せた『焼津富士山丼』。カニ汁の無料サービスまで付いて、大満足です。

お腹も膨れて、次の目的地は三保の松原。
海岸から富士山がきれいに見えることを期待していましたが、晴れてはいたものの、湿気の多い夏の時期だからでしょうか、残念ながら富士山を拝むことはできませんでした。

最後の目的地はオマケ的ですが、御殿場プレミアムアウトレット。
長男と次男は退屈してしまうのでは、と思っていましたが、久しぶりに来てみると、なんとポケモンセンターがオープンしていました。
アウトレットというと、どうしても女性客向けの店が多く、男性客や男の子どもたちは手持ち無沙汰にしている風景が見られましたが、最初は男の子向けの店舗も充実してきたようですね。
次男はなけなしのお小遣いをはたいてカードセットと下敷きを買いました。

100円玉や10円玉を数えてくれた店員さんには迷惑をかけましたが、次男は大喜びだったようです。

帰り道ではやはり横浜町田インター手前がかなり渋滞し、家に帰ったのは10時過ぎになりましたが、最近は単独行動が増えた我が家の面々にとっては久しぶりに家族の思い出づくりになりました。