地下鉄三宮駅から市営地下鉄海岸線に乗って中央市場前で下車し、まず第一の目的地である清盛塚を目指します。駅から出たところは市場周辺で、土曜日ということもあり、あまり人通りはありません。地図アプリをたよりに歩くこと約10分、清盛塚が見えました。すぐ横には琵琶塚というものも見えます。
かつては清盛の墓と考えられていたそうですが、発掘調査の結果、墳墓ではなく供養塔だとわかったのだそうです。
かつては清盛の墓と考えられていたそうですが、発掘調査の結果、墳墓ではなく供養塔だとわかったのだそうです。
次の目的地は兵庫大仏ですが、途中、一遍上人が亡くなった場所である真光寺に立ち寄りました。
真光寺から少し進んだところにありました、兵庫大仏。奈良、鎌倉と並んで日本三大大仏と言われていた時もあったそうです。奈良、鎌倉の大仏に比べると少し小ぶりですが、そうは言ってもやはり大仏様、存在感があります。今日は大学生風の集団が見にきていました。
私も当時、大河ドラマ平清盛を見ていましたが、残念ながら成功とは言えない視聴率だったと記憶しています。兵庫の人に、大河ドラマ放映当時の地元の盛り上がり具合はどうだったか聞いてみましたが、あまり盛り上がってはいなかったそうです。私自身はそれほど悪い出来の作品とは思いませんでしたが、平清盛というとどうしても悪役イメージが強く、神戸としても大河ドラマ効果を十分に発揮することは難しかったのかもしれません。しかし、いずれにしても今の神戸の発展の礎を築いた人物であることには間違いありません。やはり神戸に来て早いうちに訪れておくべき場所だと思いました。