昨年10月の末から今年の3月に掛けて、内房(千葉県の東京湾沿い)の富津から館山の州崎までの海岸線を撮り歩いて一旦終了した。

 

 新たに購入したα7Ⅱを持って久々にまた内房へ撮影にと、木更津へ出掛け暫らく撮影してお昼にさしかかった。 ここから25km程先になるが、以前の撮影時に上総湊でお昼ご飯を食べようと偶々入ったお店「鳥きん」に行って食べようと思い立った。

 

 街道から少し入り込んだ港に向かう静かな通りにある地元客相手の大衆食堂なので、観光客もなく静かな佇まいだ。 しかし、此処のお勧めの「はみだしあなご天重」を食べて以来、料理の味とおばあちゃんの相貌になんとなく惹かれ先の撮影中に何度も食べに行っていた店なのだ。

 車を走らせる事50分程で到着。店に入るとお婆ちゃんが厨房のカウンター越しに姿を見せて久しぶりの来訪に「撮影に来たの?」と声をかけてくれた。

 水代わりの冷たい麦茶をいただき、「はみだしあなご天重」と春巻き2本を注文。 2本のあなご天が、お重からはみ出して食べ難いとの配慮から取り皿が味噌汁、香の物さつま揚げの煮物の小鉢と共に付いてくる。

 ソレを食す間に以前お店で食べて気に入った「炙りあなごの博多寿司」をおみやげに注文した。蒸しあなごをバーナーで炙り酢飯に乗せ、程好い大きさに切り分けて二段重ねにして甘いたれをつけて完成。

出来上がりをもらい、少しばかり会話をした。前から気になっていた店に飾られた力士の写真について聞くとお孫さんが力士のこと、番付け表をいただいて店を後にした。

途中、富津で撮影の後帰宅した。

 

今晩は、件の寿司が晩御飯。 山口の酒「雁木純米無ろ過」を友に食す。うまし!