暦の上で二十四節季の処暑も過ぎたこの頃。 あの身を焼かれるような暑さから開放され、朝晩は涼しく晩夏を迎えつつあるが。まだまだ日中は30度近い気温にもなる夏の日だ。
 和装を楽しむようになって、通年を通して着られるように揃えてきた。 中でも夏物はまた特別に他の季節と違った装いを楽しめる。 麻の着物はこの季節ならではの装いである。
今回UPするものは八重山上布、琉球藍縞模様の着物です。
   
 八重山諸島、竹富島で織られた生地で仕立てられたもの。この生地はざっくりとした風合いで
よくある着物屋さんの扱う高級生地とは異なって太目の糸で織られた普段着の様な感じだ。
   
 とはいえ、製作の行程は天然の麻を摘みその繊維を手で捻り繋ぎ合わせて糸を作り。染色。手機での織りと大変な手間をかけ人の手で作り出されたモノには違いが無い。大切に着て永く風合いを楽しみたいものである。

夏の外出にと。小物も用意する。
   
 20年ほど前に購入したポロ・ラルフローレンのアメリカ製麦藁帽子。
   
 つい最近購入したアンティークフレームの円眼鏡、サングラス仕立。
鼻パットが無いシンプルな作りが気に入っている。