明日は所用で京都へ出張。
せっかくなのでカメラを持って出ることにする。
最近はフィルムの価格高騰もあって普段はデジタル機の使用がほとんどになってしまった。
しかしながら、永く親しんだフィルムのカメラが防湿庫に納まった儘でも忍びない。
と、今回其の最たるモノの一つライカMPチタニウムボディを持って出ることにした。
  
 2007年の事。ライカ社世界初の直営店であるライカ銀座店の1周年記念モデルとして150台限定で発売されたもの。 カメラ専門誌に載った頃には予約がほぼ埋まっており店頭に置かれる事も殆ど無く本に紹介されたのもホンの僅かだったので「知る人ぞ知る」存在かと思われる。
偶々早くに情報を聞き付け、当時懇意にしていたカメラ店で2台の予約枠に運よく入る事で手許にやって来た。
当時、希少なものであり周囲の目に晒す事に抵抗があって使わず仕舞いになっていたのだが最近このままではせっかく自分のために買ったのだから使わなくては勿体無く思うようになった。「使わずに死んではバカラシイ。」使ってやるぞ。其の為のレンズも揃えていたのだから。
  
 30点余りの外装パーツにチタン材を使用した特別仕様。通常モデルより約90g軽量。
ちなみにボディキャップまでチタン材(無駄使いのような?)巻取り軸までもチタン材
 
 レンズはM6チタンカラーの時期に発売された少々明るいチタン色の50mmf1.4ズミルックスと35mmf1.4ズミルックスASPH。
後に出たM7チタン付属のチタン材のレンズは今となっては入手不可。
  
 ストラップはボディの入手当時オカダヤさんで販売された京都の老舗、伊藤組紐店の特注品