ごく最近買い求めたものになる12代柿右衛門の蓋付きの碗。
直径16.6cmの広口の碗で小さめの丼と言っても良いかもしれない。

 
白磁に松竹梅に菊の色絵が碗と蓋に描かれている。

 

 
この碗を見たとき「これで、錦糸卵を散りばめたうな丼を盛り付けたら好かろうな。」などと思っていた。 今日の昼食に食器として使ってみた。 果たして中身は?

 
自家製麻婆茄子でした。豚挽き肉、茄子とピーマンにえのき茸を少量を炒めて豆板醤、甜麺醤、にんにく、しょうが、鶏がらスープ、酒、砂糖、醤油で調理した。片栗粉が不足していたので
仕方なく省いた。とろみが無くさっぱりとした出来になったが、其れはそれで良い。

 今日び、鰻は高価になり過ぎて手を出し難い。
果たして此の碗にうな丼が盛り付けられる日は来るのだろうか。 次こそはうな丼を・・・。