11月の更新も無いままに12月に入ってしまった。
 
寒さも日に日に増し冬を迎えつつあるが、オーディオ熱は冷め遣らず。
寧ろ悪化の方向にある。
ヘッドホンアンプは相変わらず毎日のように使って音楽に浸っている。

それに加えて更新しない間にも色々やらかしているのだが、いちいち挙げるのも
恥ずかしいくらいなのだ。

一例としては、以前に紹介した真空管ヘッドホンアンプに手を掛ける中で、交換用の真空管を揃える事も楽しみの一つで、メーカーの違いなどで些細な部分ではあるが音の出方が変わって聞こえるので、それが面白くいくつか購入してみたりしている。

それを此処で説明するのは一寸面倒なので、今回はごく最近の出来事を挙げることにする。

既にヘッドホンは3つ使っていて楽しく聞いているわけだが、今あるものよりハイエンドクラスの機種が欲しくなって物色していた。

その中で今回購入したゼンハイザーHD800は、私のお気に入りのHD650の上位機種に当たる
ものでHD650とはまた違った音の表現を聞く事が出来る。
しかし、定価が10万を超える高価な物なので、おいそれと手が出ない位置にある。
オーディオにそれほど関心の無い人から見たら、此れを買うなんてキチガイ沙汰に思うのではないだろうか。
実際、自分がヘッドホンアンプにはまる前はそうだったのだから。

11月の末の事。 東京の某オーディオ機器の店舗のホームページに相場より安い表示で載っているのを見つけた。しばらく考えた後20回無金利の分割払いで購入することにして、パソコンでポチッとした。 しばらくしてこれが、我が家に来た。
  
 外箱の表                        内箱
   
内箱の蓋を開けるとHD800が現れた。       特徴のあるデザインだ。                         
  
 早速取り出して真空管ヘッドホンアンプに繋いで聞いてみた。
柔らかく繊細で、とても広く深く音が広がり目を閉じて聞いているとヘッドホンの存在が消えて
えも云われぬ程心地よい。高価ではあったが、良い買い物をしたと思う。
オーディオ熱に冒されつつも今の私は、とても幸せな気分だ。