お久しぶりです。

第二子出産からそろそろ1ヶ月経とうとしています。
この一ヶ月は実家で食っちゃ寝生活をしておりました。
一ヶ月検診をもって家に帰ろうと思っています。









さて、はるくんが産まれた時はSNSに出産報告をしました。
しかし、亡くなったことは報告していませんでした。
…するものなのかというのもありますし、タイミングものがしたというのもあります。


今回の第二子出産が命日三日前という事で、これを機に報告をしようと思い、彼の命日である3月12日に以下のような文章で報告しました。


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【二つのご報告】

ご無沙汰しております。
私事ですが、報告させていただくことが御座います。
長文となります。

まず一つ目に、
先日3月9日 13時29分に帝王切開にて、第二子を出産致しました。
身長46cm、体重2780gの元気な女の子です。名前は、〇〇と名付けました。

そして、二つ目ですが
1年前の今日、2015年3月12日深夜11時頃に、第一子の長男 〇〇が7ヶ月と10日の短すぎる生涯を終えました。
原因は不明ですが、状況等からSIDS(乳幼児突然死症候群)ではないかと結論付けています。
※本来解剖の結果不明の場合得られる病名の為、解剖を希望しなかった私たちの息子の診断書に明記はされていません。
発見したのは、翌朝13日の朝7時半頃、起こしに行った私でした。
救急隊が到着するまで必死に心肺蘇生を試みましたが、死後かなりの時間が経過しており病院でも懸命に処置していただきましたが息子が戻ることはありませんでした。

人生でこんなに意地悪なことがあるのかと思いました。
子供に先立たれるなんて想像出来たはずもありません。

最愛の息子を亡くしてから、自分が生きている事、妊娠すること、出産する事、大人になるまで育て上げることが当たり前でないことを痛いほど感じさせられました。
何故我が子なのだ?と思うこともありましたが、意識していないだけで多くの人がいろんな形で大切な人を亡くし、受け入れて生きている事を再認識しました。同じような経験をされている方も多くいらっしゃいました。決して他人事ではないのだと、ハッとさせられました。

この度第二子を授かり、そして息子の命日前にこの手に抱ける事…空の上で彼らは相談してきてくれたのではないかと思ってしまいます。
ただ、妊娠、出産、育児に関しての不安や恐怖は第一子とは比べものにならず、また亡くなった後の様々な人の対応から疑心暗鬼となり、誰かにかけられる言葉に怯えて第二子の懐妊を隠すようになっていました。その為、今回このような報告となりました。

息子と過ごした222日は、私たち夫婦にとってかけがえのない日々で、そして眩しい日常でした。
命日近くとなり、沢山の人が会いに来てくれたり、御線香をあげてくれたり、お花を届けてくれたり…
たった7ヶ月だったけれど彼は幸せな人生を送れたかなと思います。
私がいろんなところに連れまわしていたこともあり、普通に会話の中で彼の話ができる人達が沢山いて、本当に嬉しく思います。

当たり前なんてものは、どこにもないんだと改めて感じさせられたこの一年でした。
明日の朝が今日と同じようにくる保証なんてどこにもありません。

これから、家族4人で新たな生活が始まります。
これまで同様、明るく楽しく賑やかにやっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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もはや完全に自己満足の投稿でした。
コメントに困るだろうなと思いながらもアップしました。

写真には、微笑んでいるはるくんと産まれたての娘の写真を上げました。












意外にも、コメントをくれる方
別でメッセージくれる方
疎遠にしていたママ友からも連絡がきました












はるくんが亡くなったこと、無かったことにはしたくなかったから

そんな想いで自分のエゴだけで投稿したのにも関わらず
表面だけの人もいるかもしれない。
けど、、少なからず生きていたはるくんのことを思い出してくれる人が居るんだ
そんなふうに思い

消灯後の病室で泣きじゃくりました。







私の育児の転機となったスリング講座の先生もコメント下さって。

夫の前でも、親の前でも泣けなかった私の
ピンと張った糸を緩め、
思い切り胸の中で泣かせてもらった時のことを思い出してまた泣きました。












私って、幸せものだなと。








はるくんがくれた楽しかった日々も

亡くしてから気がついた周りの人の支えも

悲しみを受け入れてきた1年で得たものも

そして命日に、娘を抱けていることも。














命日にまた色んな心の変化がありました。
たかがSNS
されどSNS

私は自己満足でも投稿してよかったと思えました。







これからも隠す事なく

堂々と

四人家族で

過ごしていきたいなと、改めて思った出来事でした。












はるくん、ありがとうね。

私は今、とっっっっても幸せだよ。