今日は「SHEN YUN」というミュージカル?劇団を観てきました。
中国の歴史的な芸術団体で、世界の伝説などを再現しています。
出典: 神韻2024日本公演ホームページ
日本全国を回っているのですが、今回見たのは渋谷公会堂。入場するや否や、オーケストラの生演奏が雰囲気を作り出していました。
一応ドレスコードも書いていたのでスーツで行きましたが、全然そんな雰囲気じゃなかったです。
ニューヨークとかが特別なだけっぽい。
◆映像との組み合わせ
SHENYUNでは大モニターに写した映像と、劇団員の舞を合わせて作品にしています。
この映像が結構良くて、舞だけだと分からない世界観を一気に理解しやすくしてくれますし、のめり込みやすくなります。
演者がモニターの中から飛び出してきたり、逆にモニターの中に入ったりする演出もあり、「リアル」だけでは作りきれない世界観だな〜と思いました。
ただ、他のミュージカルと比べると空間が作り込まれているわけではありませんでした。
広いドームの中にステージがあるといったシンプルな空間です。
短期公演なので仕方ないことですが、このあたりでロングランの作品と短期公演の作品の差が出るな〜と思いました。
◆行くか、来てもらうか
短期公演の中でもシルクドソレイユの様に空間を作り込むミュージカルもあります。
ただ、シルクドソレイユのスタンスは、「日本には来るけど、関東の人はみんなこの場所に来てね」というものです。
一方今回のSHENYUNは、「日本に行きます!東京も神奈川も色々行きます!」というものです。
この様に色々な場所をまわれば回るほど空間にお金をかけられなくなります。
#すぐに壊さないといけないので
ブランディング化による集客力が作品のクオリティーを上げ、そのクオリティーが次のブランディングに繋がるという連鎖が起こっています。
どこかで一気に予算を投資するのか、地道に続けて作品が認知させて行くのか。ミュージカルの難しい部分だと思います。
中国舞踊は初めて観ましたし、圧倒的な練習量を感じるパフォーマンスでした。
ただ、何回も見たいかと聞かれるとそうでもない、、というのが感想です。
でも一見の価値はありますよ!
それでは、良いシェンユンライフを!
#中国舞踊 #神韻 #ミュージカル #芸術団