
いつも、ありがとうございます。鈴木比砂江です。
今日は、お客様は意外とこんな点も見ているぞ、
ということについて。
先日、あるスイーツ店でニコニコしていて
とっても感じのよい女性スタッフが接客してくれました。
『感じがいいし、もう少し多めに買っていこうかな?』と
思っていた時に
他のスタッフがその女性スタッフにコソッと声をかけました。
おそらく、何かの場所を聞いていたんだと思います。
すると、接客してくれていた女性スタッフは
急にトーンが下がり、冷たい口調で
「あっちだよ!なかったらテキトーなの使っちゃいな」と
言ったんです。
そして、またこちらを見て
「お待たせしましたー」と満面な笑みで接客を
開始しました。
私に対してはとても感じがいいのにも関わらず
その女性スタッフに対して「感じが悪い」と
思ってしまったんです。
そして、追加注文をせずにお店を後にしました。
この接客を受けて、自分の販売員時代のことを
思い出しました。
50代くらいの女性を接客していた時のこと。
今回と同様、接客中に他のスタッフに声をかけられて
少し会話をして、また接客に戻った際に
そのお客様が
「あなたは裏表がなくていいわね。
従業員同士になると途端に口が悪くなったり
感じが悪くなる人が多くて、そういうの見ると
ここでは買いたくないって思うの」と言ってくれました。
正直、声をかけられたのが厳しい先輩だったから
感じよく対応していたんです(苦笑)
でも、その時にお客様はスタッフ同士の会話の様子も
見ているということに気付きました。
それからは、どんなに仲のよい同期であっても、
後輩であっても
店頭で話す際には敬語で、他のお客様に話したり
接するのと同じように対応しました。
あなたのお店では店頭において
スタッフ同士どんな感じで話していますか?
もしかしたら、スタッフ同士は仲が良いからこそ
きつい口調だったり、脱力系の口調で
会話をしているのかもしれません。
でも、お客様にはそんな背景わからないんですよね。
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店頭に立っている限り、
どの側面を見られてもお客様をガッカリさせない。
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プラスなことをしようとばかり意識を向けるのではなく、
マイナスがなくすことにも意識を向ける。
そんな意識がお客様の満足度を高めることに
つながるのではないでしょうか。
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ビジューライフ ブログ http://ameblo.jp/bijou-life1/
より
1度の接客で、お客様に1点でも多く購入してもらい、
さらに「また来たい!」と
思ってもらえる接客にこだわっています。
サービスを感動で終わらせない『売れる接客法』をお届けします。