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山口 芳明 の奮闘記


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デザイナーはファッション業界の花形とも言える職種。自分のアイデアやセンスが形になり、世の中から認められる。トップデザイナーともなれば、高い社会的名声が得られ、世界を舞台に活躍できる――そんな華やかなイメージが先行しがちだが、きわめて厳しい仕事であり、才能やセンス以上のものが要求される。生地や染色などに関する深い知識、ファッション関係にとどまらない興味と感受性、トレンドをつかむマーケティングの才覚、営業やプレスと協力していくためのコミュニケーション能力、などなど。

どのアパレルメーカーに就職するかによって、キャリアパスも違ってくる。たとえばDCブランド系のメーカーで、一流デザイナーのアシスタント的な仕事から出発し、ゆくゆくはオリジナルブランドの立ち上げをめざすケース。あるいは、総合アパレルメーカーで、市場ニーズに応える既製服を生み出すため、多くのデザイン案を提出していくケース。後者の場合はチームで取り組むことが多く、若いうちは服のパーツを担当し、経験を積んだのちにチーフデザイナーとして全体の仕事を統括するようになる。

また、企業によっては、縫製工場との交渉、販売促進、商品管理も含めてデザイナーが担当することもある。その場合は、ファッションに対する興味・あこがれだけでは務まらず、コミュニケーションスキルやデスクワークを含めた実務の能力も要求されることになる。


■この仕事に就くには

服飾についての知識、たくさんのスタイル画が描ける能力は必須。独学で身につけることも不可能ではないが、ほとんどの人は、服飾系の学科や専門学校などに通って学ぶ。そのほうが採用情報などもつかみやすい。


■この職種に向いている人は

ファッションに対する情熱と、自分を表現したいという意欲を持っている人。さらにデザイナーとして一人前になるためには、情報をいち早く捉えようとする姿勢、地道な努力をいとわない根気も必要となる。