ファッション通信  -阪急MEN’S TOKYO 見てきました- | ファッション業界転職 販売職専門人材会社インター・ビュー

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山口 芳明 の奮闘記

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どうも、山口です。


阪急MEN’S TOKYO、あまりの金満バブリーファッショニスタぶりに腰が引けてしまいました。


そんな事はブランド構成が発表された時から解っていたはずですが、著名ブランドの箱がズラリと並ぶ様を見ると『今時、誰がそんなものを買うの?』と訝ってしまいました。


きっとアジアの富裕層を狙っているのでしょう。

「ジェットセッタースタイルストア」を謳って世界のスタイリッシュブランドを結集し、市川海老蔵をイメージモデルに大向こうを唸らせる見栄を切る阪急MEN’S TOKYOは、バブル時代に還ったかのような錯覚に襲われます。


誰も真似の出来ないほどスーパーブランドを結集した力量は評価すべきですが、3.11後の東京ではあまりに時代錯誤と言うしかありません。

ドバイやシンガポールだったらドンピシャリだと思うのですが・・・・


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1~3Fは冗談でしょうと言いたくなるほど華麗なブランドを揃えて箱ばかりの別世界のようですが(下手に編集するよりアジア客は買い易い)

4Fはお馴染みのクリエイターブランドとスタイリスト野口強氏によるセレクトショップ「ガラージュD.エディット」

5~7Fとフロアを上がるにつれて現実的な構成にトーンダウンして行きます。

5~6Fは普通の百貨店、7Fは丸井みたいですね。


B1Fは、ファニッシングを集めた百貨店紳士洋品という現実的な世界ですが、梅田同様、什器には凝っても陳列自体は陳腐で見せ場がない中、「伊東屋WITHユナイテッドアローズ」が目立っていました。

8Fのグルーミングフロアは奇麗になりたい男達には嬉しい世界でしょう。

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伊勢丹メンズ館との攻防が注目されますが、バブリーファッショニスタぶりは阪急MEN’S TOKYOが突出しており、伊勢丹メンズ館の方が現実的な売りを取れる構成に思われます。


阪急MEN’S TOKYOが、東男やアジア富裕層のハートを捉えて人気を博するのか、はたまた上滑りに終わってしまうのか、しばし様子を見る事に致しましょう。