お疲れ様です。山口です。
この間、東京スカイツリーを見に行ってきました。
既に大人気の名所ですね。
「メイキング・オブ・東京スカイツリー」という企画展を見ましたが、わずか978日で634メートルという、自立式電波塔として世界一の高さに到達するまでの挑戦を紹介してました。
強風、弱い地盤……
当初、課題は山積。
設計者らは、揺れを感知すると風向きと逆方向に動き、揺れを相殺する柱を採用。
砂などでできた不安定な地盤に対応する特殊な杭も用い、地下50メートルの深さまで打ち込んだ。
“現在の夢を未来の現実に”
この一念で難題に挑み、世界一を実現したとの説明でした。
無機質な電波塔にも「必ず実現する」という人間の魂が込められていることを知りました。
「困難な何ごとかを克服するたびごとに私はいつも幸福を感じました」(片山敏彦訳)とベートーベン。
聴力を失ってなお、創造の炎を燃やした楽聖の言葉は重い。
苦難を経ない栄光などない。
それは誰の人生にも訪れる。
直面した時、どう乗り越えるか。
ここに人間としての真価が問われるのだろう。
困難こそ自分を成長させる好機――
っと、受け止めチャンスに、大前進にと歩みを止めず進んでいきたい。