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山口 芳明 の奮闘記

たんすは「棹」、蔵は「戸前」、和傘や提灯、太鼓は「張り」……

日本語の数え方。


助数詞といわれるものだが、500種類ほどあるという。

数え方には、昔からの習慣や、ものの見方などが表れていて面白い。


ある小学校の調べ物学習で、身の回りにあるものの数え方を調べた。

「つ」や「個」は使わずに、どうしても分からないものがあったら、自分で新しい数え方を作ってみる。


雲の数え方が分からなかった子が「僕だったら大きな雲なら『一もく、二もく』、ふわふわの雲は『一ぷか、二ぷか』と数えます」と書いてきた。


言葉の創造力を育てる、いい課題だと紹介されていた(飯田朝子著『数え方でみがく日本語』筑摩書房)


発想力や創造力を養うのに特別な方法はいらない。

身の回りの常識や道理、既成の事実と思っていたことを、もう一度“自分の頭で”考えてみることだ。

「どうやって(HOW)」ばかりでなく、「なぜ(WHY)」を探究する。

それが成長のもとになり心の栄養になる。


自分で考える時、人は受け身ではなく“主体者”になる。

そこから、回転が始まる。