企業経営の根幹がこの1冊に詰まっています。
1,社員とその家族を幸せにする
2,外注先・下請企業の社員を幸せにする
3,顧客を幸せにする
4,地域社会を幸せにし、活性化させる
5,自然に生まれる株主の幸せ
というポイントが出てきますが、よくセオリーどおりの本を見ると、「株主至上主義」となっているケースが多く見て取れます。
しかし実際は、そうじゃないという事を本書で思い切り痛感し、考えを改めるキッカケになる本です。
【本文要約】
■本来は無から有を作るのが経営
■業績や成長は継続するための手段にすぎない
■景気は与えられるものではなく自分の力で創るもの
■人を工程に合わせるのではなく、工程を人に合わせる
■会社は社員の幸せのためにある
■地を這うような伸びでいいから継続することが大事
■自社で考え、自社で創って、自社で売る
■敵をつくらずオンリーワンに
■つねに工夫し未来に投資する
■目先の利益よりも継続を心がけて
■商圏を決めるのはお客様であって企業が決めることではありません
■弱者のための物づくり産業が日本には必要
■最低限の生活を維持しすべてを開発にかける
■教育も経営も基本は感動
■採算度外視の贈り物をする