交渉術という事で、論理的思考系の本かと思いきや、活きたノウハウが満載の本です。
ビジネスでは交渉というのはつきものです。
社内での調整、パートナー企業との調整、顧客との折衝、ミーティングなど、いろんな場面で実は交渉をしています。
そんなときに知っておきたい、身につけておいた方が有利に進む技術は実は意外とシンプルだと読んでみればわかります。
【本文要約】
■交渉は得意と言った人に敵わないように出来ている
■慣れた場所に引き込め
断るときはかならず出向け
ホームではもてなしのまごころを見せろ
■オバマ式トーク
韻をふむ
同じことをテンポよく繰り返す
短く区切りテンポよく
Weをすべりこませる
当社→御社や当社→我々
■ぼそぼそ声で耳を傾けさせる
■言い分を通したければ決して目をそらすな
■断る交渉は簡単。目をあわさなければいい
断るのに理由なんかいらない
■成り行き任せに見せかけろ
■最初に小さく出たら勝機を逃す
■とにかくディシジョンメーカーを引っ張り出せ
■社長に手紙を書け
■営業的交渉はセンテンスを短く
対立的交渉はセンテンスを長くぐずぐず
■無音にこそ語らせろ
■相手が取れる選択肢を洗いざらい出してしまう
■コストのかかるオプションから見せろ
■トイレでならびふいをついて本音を引き出せ
■ラクに終わらせたければ自分から契約書を作れ
■手触り感のある果実を見せろ
物語を活用することで果実の手触り感はます
■資料の出来ではなく説明の仕方が印象に残る
■自分を客観視する
自分は相手からどう見えてるか