コーチングが普及してしばらく経ちますが、
いくら有効なビジネスノウハウ、原則を学んだとしても日常的に使うスキルの多くは、コミュニケーションスキルだったりする。
同書では、コーチングの基本的スキルや、実際の企業における活用事例などが書かれており、わかりやすい。
また、リーダーシップの中のサーバントリーダーシップもコーチングに近い考え方であり、今後活用する必要性を感じます。
【本文要約】
■チームスピリットを維持する人間的側面、ピープル軸への対応が求められる
■悪いところを直すよりは良いところを伸ばし、反復練習よりは情報適応力
■世界的にリーダー層が不足している
■目的は変化に対応するため行動の変容を促すこと
■まず何を恐れているかを具体化する
■コーチを選ぶ三つのポイント
・コーチ自身がコーチをつけている
・コーチングを学んでいること
・コーチとしてのスタンスと経験
■三原則
インタラクティブ…双方向
オンゴーイング…進行形
テーラーメイド…個別対応
■スキル…聞く、質問、関係性構築
マインド…どう支援するか成長を支援できるか
■ビジョン提示力
信頼基盤
能力による影響力
関わりによる影響力
■コーチングと実践の繰り返し
■タイプごとのコミュニケーション
・コントローラー
行動的。過程より結果。リスクを恐れず目標に邁進。指示を嫌う
・プロモーター
アイデアを大事に。活気を好む。自発的でエネルギッシュ、好奇心も強いが飽きっぽい
・サポーター
人の援助、協力関係を大事にする。気配りにたける。人から認められたい
・アナライザー
慎重に行動。情報収集、状況分析、計画立案。ミスを嫌うが粘り強い
安定安全を好む
■問いを共有する場を作る
■目標明確化→現状明確化→ギャップ把握→行動策定
■オープン、クローズ質問
限定質問。いつどこ誰
拡大質問。なぜ、どのように
■人、時間、本質の視点で視点を広げる
■承認のタイプ
存在承認
成果承認
成長承認
■アイメッセージ、ユーメッセージ、ウィーメッセージを効果的に使う
■リーダーシップ=ビジョン提示力+他者影響力
■組織リサーチ
孤軍奮闘型
井戸端会議型
軍隊型
実際に、どのように使われているか??