すごく大切で大好きな、尊敬する相手に
メールを送ったのね。
とてもうれしかった事、楽しかった事を書いたから
相手もきっと喜んでくれるだろうと 思い込んでいたんだろうね、わたし。
でも返ってきた返信が、まるで思っても見なかった内容だったのよ。
一読して、
なんだかすごく傷ついてしまったの、私。
あんまりがっかりしてしまって、悲しくなってしまって、
涙が込み上げてくるほどだったんだ。
沈んだ気持ちで、仕事に行ったわけ。
自転車漕ぎながら、
「でも愛されてるんだし。
どうせ愛されてるんだから。」
って何度も言いながらね。
その日は仕事してても、ふっとメールの事思い出すと悲しくなっちゃってさ。
なんでこんなに悲しくなるのかなぁ。って考えたりもした。
それは、その相手に、
とっても認められたかった、って事なんだな、ってなんか気づいた。
私のよいところを、かわいいところを、ほめて!って、思っていたんだなって気づいた。
それから、もひとつ感じたのはね。
普段はどうでも良い存在
仕事でやりとりするお客様、一緒に仕事する仲間、
そんな相手との、たわいないやり取りが、
こんなに気持ちを慰めてくれるものなんだなってこと。
世界には深いつながりの相手だけが必要なんじゃない。
浅くて軽いだけのつながりが
ときに 悩みを軽くしてくれる、悲しみを深刻にさせないでいてくれることもあるんだなーって
そう思ったら、世界はほんとうにありがたいもんだね、へへへ

こないだ、姉に聞いたんだけど、
ありでも、ミツバチでも、
全体の80%は一生懸命働いているけど、
かならず全体の2割は、ぶらぶら遊んでいるんだって。
で、その2割のありとか蜂を、群れから取り除いてしまうと、どうなるか?
なんとね~、
残りの一生懸命働いていた80%の蟻、蜂の中から、
また二割が、ぶらぶら遊ぶ存在になるんだって!
どんなときでも、かならず2割はふらふら遊んでるんだって!
で、この2割の存在なんですが、
働きもせず、役にも立たず、
あっちにふらふら、こっちへちょろちょろ、思いつくまま気の向くままに行動してて
あれ?意外なところに、美味しいものがあったじゃーん!とか
こんなところにこんなものが!とか、意外な発見をしてくれるんだってさ。
一生懸命働いてる子たちは、脇目も振らずに働いてるから、
そういうの見えないんだって。
そして、さらに、
80パーセントの働き蟻、働き蜂さんたちの仲間が、
水害にあった!とか、人間に虐殺された!とかなって
壊滅状態になったとき、
このぶらぶらのフーテンの寅さん蟻(蜂)が、突然、
働き蟻、働き蜂に変身するんだって。
でも、2割はやっぱり、フーテンの寅さんのままだけどね。
この話聞いたときは、わたしはそのぶらぶらアリでいよう、って思ったんだけど
このときは
どうでも良い話で笑ったり、会話したりできる、
それほど仲良しでも何でもない、普通の相手が
急に私の中のフーテンの寅さん蜂に思えちゃったんだね。
だんだん心が落ち着いてきて、
ああ~、そうだ~、別に良いんだ~。
だれかに誤解されても
だれかに認められなくても
私の事は、私が分かってあげるんだ!
楽しかった事は、誰よりも私が喜んであげれば良いんだ。
悲しかったんだね、私の楽しかった思いを分かってもらえなくて。
でもいいんだよ、私が分かってるから。
自分で自分を抱きしめて、私をいい子良い子してあげた。
そのあと、夜、遅くなってから、
こわごわ、もう一度返信を読み返した。
どうせ愛されてるんだから。
そう思いながらね。
そうしたら、
違ってた!!!
私の読み方が、朝と違ってた!!!

返信には、べつに、
「あなたの考えは、間違ってる」なんて
ひとことも、書いてなかった。
ただ、その人の考え、その人の気持ちだけが書かれてあっただけ!∑(゚Д゚)
何度も読み返した。
読み返しているうちに、相手の気持ちが理解できてきて、
泣けてきた。
私を非難してるわけでも、批判しているわけでも全然なかった。
ただ、その人が過去に経験した事を、そのままに書いているだけだった。
間違っている、と言われたように感じたのは
私が 自分でそう思い込んでいたからだったんだ。
自分の期待したような言葉が返ってこなかっただけで
自分が否定されたように感じてしまう、私がいた。
そのことに気づいたとき、
自分で自分にビックリした。
読んでいて、涙がぼろぼろ流れて
だからありのまま、返信を書いた。
あなたのメールを読んで、泣けてきました。
今、とっても、あなたに会いたいです。
一緒に、いろんな話をしたい。
あなたの話を、じっくりと聞きたい。
大切な思い出を聞かせてくれてありがとう。
そう書いたら
こんな返事が来た。
自分も、あなたと二人で並んで腰を下ろして
じっくりたくさん話をしたいよ。
その時間とチャンスができるときを、心から楽しみにしているよ、と。
その返信には、正直で誠実な思いがこもっていた。
それは、私じしんの 正直さと 誠実さが 映されたものだと思った。
その晩は、ほんとうにうれしくて、幸せな気持ちで眠りについたの。
そして、わたしは ぶらぶらアリの自分を大切にしよう~ って
なんかそんなことを
ほんわか思いながらね。
ちょっと、良い話でしょ?
