さて長男がいない間、
次男に
「昨日お兄ちゃんが突然
大学院に行きたいとか言い出して
もしもそうなったら経済的にいろいろ厳しいから
あんたもなるべくお金のかからないやり方で
進路を考えて欲しいんだよね~
東京の私大に進学して一人暮らしとか、
そういうの親的にかなり無理だからね~」
と話したところ
次男が
「俺さ、昨日の話だけど、
兄の考えてることおかしいでしょ!って思った」
というんです。
なんのことかと思ったら、
長男が、話し合いの中で
「仕事を辞めて転職ばっかりするような
ろくでもない奴にはなりたくない」
ってようなことをぽろっと言ったんですね。
そのやりとりを、
聞いてないような顔して聞いてた次男が
「あの理論は、破綻している。」
と、真面目な顔で言うのですね。
「だってさ~、
ロクでもない奴が、仕事コロコロ変える、
っていうのならわかるけど
仕事コロコロ変えるからそいつがろくでなし、
っていうのは違うでしょ?
そしたら、
兄が仕事コロコロ変えたら、ろくでなしってこと?
そんなわけねーし!
その理論、まったくおかしいでしょ?」
母、次男坊のこの解説に、
超感動![]()
思わず、
「あんたって、本当にいい奴だね!!」と
真顔で叫んでました。
就活失敗しまくろうが
仕事をコロコロ変えようが
受験で失敗しようが
そんなのは
家族の評価とはまったく関係ないのだ。
大切な家族なのだ。
何があっても。
「好き」とか「きらい」とか
そんな言葉さえも超越した存在で。
ドラマ「過保護のカホコ」、
結構好きで楽しく見てたけど
あれの中でカホコがやたらと
「大好きだよ」って言うんですけど
今回、本当に思ったけど
家族って、
もう本当にそんな言葉すら超越してて、
「あたりまえ」
なんですよね。
空気とか、水とか、太陽の光とか、
大好きだよ~ なんて言わなくても
大切に決まってて、
あるのがあたりまえで
そういうのとまったく同じなんだな!
としみじみ思いました。
そして、
わたし自身が
両親から愛されていないのではとか
受け入れられていないのではとか
不信感と心細さをかかえていたかつての日々を思い出し
もうまったくそんなの、なかったんだ!
ってはっきり思いました。
怒られてても
ぶつかってても
喧嘩してても
そんなの一番外側の薄皮みたいな部分でやってることで
大切に決まってる。
大好きに決まってる。
愛してるに決まってる。
他に代わりなんかいない存在で
言葉なんかじゃ伝えられない
ことばになんかする必要ないほどの存在。
ということに
気がつかされた次第です
翌日、面接から帰ってきた長男。
すごくスッキリした表情で、
目が生きてます。
黒潮を回遊するマグロのように
キラキラした目です。
どうだった?って聞いたら、
帰ってきた言葉が、まず、
「自分が心で疑問に思ってたこと
はっきり聞けたよ。」
だそうです。
そして、
自分の思いも伝えられた。
向こうの考えもはっきりわかった。
そのうえで、
後から正式な文書を送るけれど、
ここでもう内定と思ってくれていい。
との返事だったそうです。
とりあえず、長男は一件落着、
いまのところはね。