ひまつぶし/山口冨士夫 | 千のナイフ

ひまつぶし/山口冨士夫


オリジナル盤を遂に入手。


【帯無し/ジャケも難あり】だけど盤は割りと綺麗なんで凄く嬉しい。
状態が芳しくなくてもとりあえず手に入れて状態が良いものに見つけ次第買い換えていくのがいつものやり方なんですが、何だかとても愛着がわいているので、よっぽどの事が無い限りこれを聴き続けたいと思います。



さて、本作。
何故手にしたかと言いますと、かつて日本脳炎が本作収録の【からかわないで】をカバーしていたのでオリジナルを聴きたくてとりあえずCDを買って聴いたら、【からかわないで】も勿論カッコイイんだけど他の曲もそれぞれの良さもあってドハマリしまして、やっぱりオリジナル盤が欲しくなって…ってな流れです。
オリジナルの【からかわないで】はそりゃ良いに決まってるんだけど、日本脳炎バージョンと聴き比べると日本脳炎もオリジナルの良さを殺さず、自分達のカラーを殺さずに遠慮なくやりきってここまで仕上げたのはさすがだなと思いました。
どっちも好きです。

ちなみにこの【からかわないで】が冨士夫さんの曲って知らなくて、タキちゃんに教えてもらいました。
俺もまだまだだね。



その【からかわないで】の他に好きな曲が【ひとつ】。
寂しげなブルーステイストのロックンロール(?)ナンバーなんですけどそのシンプルで、静かで、凛とした佇まいにヤラレました。
静かなだけじゃなくて後半に向けて感情の昂りにまかせて激しさを増す冨士夫氏のヴォーカルも最高だ。
後ろで鳴り響くパーカッションの音もイイ!

【Can not wait】も最高。
この曲を聴いてると凄くフリーダムを感じて、特に車の中で聴くと『俺は今自由だぜ!このまま何処までも行ってやるぜ!』って思っちゃう。
でもそのフリーダム/自由って【いろんな境界線を飛び越える】って意味なんだけどね。
音楽のジャンルも、国境も人種も時間軸も言語さえも飛び越えた先に鳴っているロックンロールがこの曲のような気がします。
だから冨士夫さんのロックンロールはとってもスピリチュアルで、ジャンルを問わず支持者が沢山居るんだろうな。



あと本作を聴いて感じたのは全体を通して【一筆書き】のような印象が強いですね。
文字通り【ラフ&タフ】な。
ちょっとづつでも冨士夫さん関連の音源は追っかけていきたいと思っています。