非常階段→ソウル・フラワー・ユニオン ライブ@闇鍋音楽祭2014 | 千のナイフ

非常階段→ソウル・フラワー・ユニオン ライブ@闇鍋音楽祭2014

【BiS階段】の最後はのぞしゃんが美川さんのエレクロニクスサウンドを、ウイぽんがドラムを、それぞれが引き継ぎ他のメンバーがはけたこともあってそれまでのアッパーな狂気からフロア全体を一気にダークサイドの狂気に叩き込む。
この瞬間がすっごく好き。
このコラボレーションは本当に見所が沢山あって目が離せない。
次は是非とも全メンバーが残って何らかのサウンドを撒き散らしてもらいたいな。
ノイズってわざわざ俺なんかが語らなくても皆さんご承知の通り、非常に繊細なもので聴き手の感情をどうにでもコントロールできてしまう魔性のサウンドだと思っています。
その点でのぞしゃんとウイぽんは丁寧に雑音を紡ぎ上げ、どちらも感情がこもったサウンドに成ったと思います。


そして岡野さん(サバート・ブレイズかっこ良かったです!)が加わり4人での【非常階段】本編がスタート!
前回の名古屋はまさにKing of NOISEの名に恥じない轟音が吹きすさぶ壮絶なものでしたが、今回は細かな音の粒子が渦巻く冷徹なモノクロの世界に連れていかれた感じ。
でも初めて暖かさも感じました。
それはやっぱりソウル・フラワー・ユニオンが一緒であることも関係していたのかな?多少はね。
何度かのピークを迎えてメンバーが笑顔で手を振りながらステージを降りた後に一瞬【間】があってから大きな拍手が沸き上がる!
その無音になる一瞬も高まります!
何でかな?
その無音すらノイズの一種かな?と感じるくらい。



そして転換後、主催のソウル・フラワー・ユニオンが登場。
ニューエスト・モデルは何回か観た覚えがあるんだけど、中川氏のあまりにギラギラとした眼差しと遠慮の無い物言いに耐えられなくなりリリース作品もライブからも足が遠のいていました。

ゴメンなさいm(_ _)m

なので、当初は【ソウル・フラワー・BiS階段】というユニットに対しても正直、懐疑的でしたし楽しめる気がしなくて避けていましたが、YouTubeのボロフェスタの動画を見て涙が止まらないくらいに感銘を受けまして、『これはなにがなんでも行かなくては!』と考えを改めてこの日にのぞみました。


そんなちょっと複雑な気持ちもありつつ、ライブがスタート!
結論から言うと、【スッゲェ~楽しかった♪】の言葉しか出ない。
本当に感動的でした。

あの頃のギラギラした中川氏は丸くなってMCでも上機嫌で笑いを交えて饒舌に話しまくる。
メッセージを含めたエンターテイメントだったナァ…。
メッセージがじんわりと心にしみこんでいくのがわかるような唄と演奏でした。
のべつまくなしに気持ちを吐き出すのではなく(もちろん今でも必要な時はそうしてるだろうけど)、それを必要な時にだけズバッと表明するやり方はカッコイイ!し、賛同できる。
知らない曲が殆どだったけど(ゴメンなさい)、それでも楽しめたのはソウル・フラワー・ユニオンというバンドのエンターテイメント面での力量に尽きる!と。
曲によってはACID JAZZと言いますか、M◎D的なアプローチのものもあって一瞬中川氏がポール・ウェラーに見えた!?り。
それにアイルランド民謡を下敷きにした楽曲もあり、沖縄民謡あり、三線あり、秋田民謡(?)あり、土地土地の土着ミュージックをミキサーにかけて消化して昇華させたワールドワイドな広い意味でのダンス(盆踊りさえも!!)ミュージックを成立させてて久しぶりに随分踊りました♪

日本の民謡や童謡、音頭なんかの土着サウンドをバンドサウンドに無理なく転換して表現してるのはソウル・フラワー・ユニオンがオリジネイターだと思う。


本編中盤よりちょい後で、内海洋子さんのヴォーカルで(当たり前だ)1曲。この曲ってメスカリン・ドライブの曲だっけ?
超絶感動的!泣!
全く衰えていない!
メスカリン時代とはルックスは違えどより自然体なのも良い!
えっ?『ナニワのジャニス?』いやいや、『世界の内海洋子』ッスよ!
『100歳になったらメスカリンを再結成しよう!って話してる』って言ってくれたんで俺はそれまで待ちますよ~(^O^)/
【OH!BOY】が大好きだったんですよね。
また聴き直さなきゃ。

散々騒いで涙が出て踊った後で『次は4つ目のバンド、ソウル・フラワー・BiS階段です』っていう中川氏のMCでまたまた心がざわつく俺。