時の葬列~方舟の章~
…てなワケで、行ってきましたョ!
いやはや実に観応えのあるイベントでした!
老体に鞭打って初っぱなからラストまでずっと立ちっぱなしで21世紀型の【時の葬列】を存分に堪能してきました。
【時の葬列】はオンタイムでは最終夜のみ観ることができまして、当時高校生の僕は、確か学祭を抜け出して後楽園ホールにリハーサルの段階から参加するという入れ込みようでしたf^_^;
当然【TCC】のメンバーでしたしね。
腕章もステッカーもまだ取ってあるよ!
そんな筋金入りのAUTO-MODファンの僕は今回もトコトン楽しんでやろう!と鼻息荒くして珍入してまいりました!
ではブログ故に個人的趣味や好みで押す感じの文章になってしまうと思いますが、それも好きであればこそのものとしてご理解下さい。
会場に入るとステージ後方のスクリーンに時の葬列最終夜の映像(ビデオ【Ceremony】かな?)が流されており暫し観覧。
そういえば最近はDVDになっちゃったから見てないなぁ…。
会場の高円寺Highは天井が高くて映像も映えるし、良い感じ。
トップは【GARA】。
現役時代のライブは何故か観てなくて、今回初めて観ましたが、コレが凄く良かった!
唯一の作品である8インチEP(ライブ盤)は当然リアルタイムで聴いてましたが、今回のライブは当時の熱気が寸分違わぬ形で表現されてたのには驚きでした。
確かにこのサウンドとビジュアルと雰囲気で当時の時の葬列に未参加ってのは本当にタイミングが合わなかったからなんだろうなぁ。
切れ味バツグンの鋭利なナイフでオーディエンスをバッサバッサと切り裂くこの感覚こそPOST PUNK~POSITIVE PUNK的と言えるでしょう。
硬質で肉感的なビートと呪術的な絶叫が鳴り響いた20分でした。
異常なまでの張りつめたテンションのステージングに呆気にとられると共に、後続のバンドへの期待も一気に高まる。
お次は【MADAME EDWARDA】。
Zin様は今宵も未目麗しく、ただならぬ存在感を発していました。
今のGOTHの方々からしてもやっぱり特別な存在なんでしょうが、ルックスの美しさは別にして日本語歌詞という点はどう受け止められているのでしょうか?
自分が知らないだけかも?ですが、GOTH/DARK WAVEなバンドで日本語歌詞のバンドっているのかな?
個人的にMADAME EDWARDAからは退廃とか耽美とかを文学的な面からいろいろと教えてもらったからさ。
そういう掘り下げ方も時には必要だし、日本のポジパンの醍醐味でもあるよね。
俺も含めてみんなもっと本を読もうゼ!
V.A.【時の葬列】収録の【ロウ】からスタートし、オーラスはこれまた収録曲にして名曲中の名曲【Princess Reta】で〆。
オールドファンの俺は大満足。
物販でローレライの12インチ売ってたよ!
デッドストック?
こうなりゃ俄然新作が聴きたくなってきたゾ!
続いては【SODOM PROJECT】。
SODOMの発展型と言っていいのかな?
後期(末期か?)SODOMは日清パワーステーションに観に行きましたよf^_^;
完全にハウスに移行しててピアノの旋律に合わせてステージ上をヒラヒラと華麗に舞い踊るザジ氏をひたすらぼんやりと眺めてた覚えがあります。あの頃はハウスの意味を今以上に何も分かっていないまま【adamski】とか聴いてたし(汗)。
そもそもSODOM自体は個人的にはカセット作(聖レクイエム)から『カッコイイなぁ♪』なんて聴いてました(デビュー作のADKオムニバスにはタッチの差で間に合わなかったんだ)。
そこで初めて寺山修司とか天井桟敷とかを知ることになり、SODOM自身もハードコアからPOP GROUP一派とかBIRTHDAY PARTY辺りのサウンドに移行してAUTO-MODに合流したのは嬉しい流れでした!
その後はTRANS Recordに移籍(?)して、TRANSのリリース番号が001のソノシートでBIRTHDAY PARTYのCRYをやってんだよね?
それからはTRANS系が全盛期でY.B.O.2/ZOA/ASYLUMなんかと絡んで絶好調の時はリリース作品はマメに追っかけてたけど、ライブはまるで行かなくなってた。
んで今回のライブは新生SODOMと呼ぶべきか、ザジ氏の咆哮とテクノロジックなハンマービートが炸裂する全く新しいスタイルに変貌していました。
やっぱりこの御方は【時代を嗅ぎとり自己流に解釈→提示】が上手い!
今回のイベントの中で一番時代の空気感を捉えていたのがSODOM PROJECTだったと思う。
そして今回の目玉!
【SADIE SADS】!
一番現場感が希薄と思われた彼らが結果的には一番カッコ良かったってのはサイコーに面白かった!!
鉄屑で作られたパーカッションがステージ上にセットされると何とも言えないどよめきがフロアから上がり、みんなのボルテージも最高潮!
客電が落ち、ライブがスタートしたらもう止まらない!ヒットナンバー連発でフロアは凄まじい熱狂ぶり。聴きたかった曲は全て聴けたし、ヴォーカルのSADはこちらの期待を裏切らないステージアクションと絶叫で応えてくれて本当に良いライブでした!
オーラスはこれまた名曲の【Glass Bruch】で俺も昇天♪
いやぁ~素晴らしい!
長い長いアンコールを求める拍手が鳴り止まなかったのがその素晴らしさを表しているのでは?
今や永い時空を超えてSADIE SADSのサウンドを再び求める時代になってきたんじゃないでしょうか?
【夜の工場見学】とか【廃虚マニア】とかSADIE SADSにリンクするキーワードは沢山あるからね。
これで終わることなくまた今の時代のSADIE SADSを見せて下さい。
余談ですが、この日のSADIE SADSのPAは佐藤薫氏だったと聞いて(知って)ひっくり返るくらいビックリしました。
他のバンドもそうだったのかなぁ…?
トリは【AUTO-MOD】。
メンバーチェンジして初めて観ました。
良くも悪くもヘヴィロック全開だった以前に比べ、その辺のテイストを残しつつロックバンドとしてのノリが備わったように感じました。
驚いたことにライブは【世紀末キャバレー】の出だしからスタート(≧∇≦)
俺は【落ちる】かと思ったくらいビックリ!&手が震えるくらい興奮!
結果的には…からの~Friendsでしたが、それでも嬉しかったナァ…。
やっぱり【Tokyo Dark Castle】は別にしても【時の葬列】と掲げるからには【世紀末キャバレー】【夢遊病者】辺りはやってもらいたいです!
途中MCで【時の葬列】をこれからもちょこちょこやるみたいなことをおっしゃってて嬉しいかぎり♪
Genetの『観たいバンドいる?』の問いにやっぱり皆さんの想いは一つ…
『G-Schmitt!!』
と間髪入れずに叫ぶヤツ多数!俺もおおいに納得。
『おいおいムリ言うなよ』と御大。
ぅええぇ~っ!
何でムリなのぉ~?
ガックシ…orz
まぁ、Genetがムリって言うなら本当にムリなんだろうなぁ…ムリならしゃあないが…んん…でもやっぱ観たいよなぁ。
【時の葬列】に出てないけどあと観たいのは【Neubile】とか?
【あぶらだこ】なんかも名前が挙がってましたネェ(^w^)
ヒロトモ氏が逆毛で白塗りなら観たい♪
ベースが誰になるのか?だけど【アレルギー】も観たい観たい観た~い♪
それこそさぁ…云々…以下延々と続くのでカット…
実に5?いや6時間?の長丁場にもかかわらずダレずに一気に観られて、各バンドのプロフェッショナルぶりに感服して、チケットもソールドアウトの盛況ぶりに益々このシーンから目が離せなくなってまいりました!
当初は懐かしさの余り『ちょっと観てみるか』ってノリだったけど、イザ始まってみれば各バンドに対して結構厳しく観てる自分に気がついてビックリして、でもそれはこちらの期待以上のパフォーマンスを次々に繰り出してくれた演者側の力量のたまものだと思うし。
それが本当に嬉しくて、それ以上にそれぞれのバンドに未来が感じられて、しかも【今、2012年に開催】というタイミングも絶妙で、当時とはまたちょっと違ったタイム感ではあるけれど全てがまた一つにピタッと照準が合ったな!って感じたイベントでした。
今再び【滅びゆく時代】となってきたからでしょうか?
まぁ、ざっくばらんに言っちゃうと、時代を引き寄せる力があるのは、やっぱなんだかんだGenetなんスよ!
GenetがTokyoの深夜に蠢く蜥蜴達の親分である限り、この狂乱の宴は終わらない!と今更ながら本気で感じました。
本章はこれからだ!!
こうなりゃこっちも今一度【時代の目撃者】になりますゼ!
