孤独な影/ジャパン | 千のナイフ

孤独な影/ジャパン

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いや、やっぱカッコイイ!わ!
ジャパンのアルバムの中でもクワイエット・ライフの次に好きなのが本作。
購入同時は小学生高学年。
マセたヤなガキですね。
あの頃とびきりオシャレだと思っていたメンバーのファッションも既に3周目を過ぎて再びダサくなりつつあるような、そんな中途半端な印象。
もちろん、『だからダメ』ってことは無いです。
前作からのミックの【眉毛全剃り+ジャケット】のデカダンな雰囲気も板についてきた感がハンパなく、デビの【黒革手袋+ジャケット】のダンディーな佇まいとのツートップの迫力にヤラレます。



さて、サウンド。
これが素晴らしい!
前作【クワイエット・ライフ】でバンドとしては充分ビッグ・バン・プログレスしているんですが、その上でそれをも上回る次元にまで昇華させた傑作がコレ!
恐ろしいことに本作リリース時のメンバーは多分24~25歳くらいだったはず。
アルバム全体の印象は、簡単に言ってしまえばエレポップなんだけど、ジャパンはエレクトロニクスに支配されずにちゃんとコントロール出来てる(=絶妙な匙加減)ところが凄い。
そのサウンドの生々しさはこれまたミックのベースラインに拠るところが【大】ではないでしょうか?



収録曲中、個人的には【MY NEW CAREER】が一番好き!
スティーブのちょっと変則的なリズムの上を、自在に泳ぎまくるミックのベースラインが凄くカッコイイ。所々で印象的なフレーズが飛び出てくるリチャードのシンセもセンス抜群。いや、むしろ全体の印象を強めているのはリチャードかも?
そんな個性の塊のサウンドをバックに気怠く、気高く歌うデビの奥行きのある声質もやっぱりスゲェ~っす!!
3回目の来日の時にはこの【MY NEW CAREER】がオーラスだったはず。
やっぱりこの頃のジャパンは観たかったナ(>_<)


ちなみに最後の曲で坂本龍一が参加してて後の急接近ぶりが伺えます。
ライナーノーツによると同時のデビは坂本龍一との共演に関してクールな反応をしてて、それはそれで興味深い。
真相は…?



最近ご縁があり、いろいろなかつてのNEW WAVE少年少女の方々とお話しをする機会がありまして、やっぱり長生きはするもんだ!と思っています☆