metamorphoses/AUTO-MOD
初期のAUTO-MODのLIVEが堪能できる奇跡の1枚。
何気なく覗いたブックオフにて\950で購入。
俺が全くAUTO-MODを聴かなかった時期にリリースされた作品なので、本作の存在を知った時には本心から『聴きたい!!』という気持ちが湧き上がってきたものです。
メンバーから察するに、1st EPの頃かな?
まだまだLIVEハウスが、社会不適応者達のシェルターとして機能していた時代の【記録】でもあります。
曲調もさることながら、全編を通じて支配しているこの独特の雰囲気こそ【デカダンス】ではないでしょうか?しかも、AUTO-MOD/GENET氏独自のデカダンス。この妖し過ぎる美意識はたまらないッス!!
GENET氏の美少年っぷりがハンパなく、ルックス的にもパーフェクト!!
肝心のサウンド面もエキセントリックでパンキッシュ、この時代の空虚感と焦燥感がとてつもなく上手く表現されています。
何よりずっと聴きたかった…
◆バラの刺青
◆哀しきモッド人形
…が入ってるのは嬉しい!!
AUTO-MODのファンジン【イマージュ】に歌詞が載っててずっと聴きたい!って思ってたので。
【薔薇の刺青】は予想通りの官能的な仕上がり。不思議な浮遊感も抜群。
他には【LOVE GENERATION】が2曲収録されていまして、1曲は1stEPのオリジナルナンバー、もう1曲はジャックスのカバーかな?2曲続けて収録されています。
最近のGENET氏のインタビューでその話しが出てたし、自分も確認したんで間違いないでしょう。
でもAUTO-MODとジャックスって意外な組み合わせですよね?
今までの自分の範疇にその2つは入っていないんで、ちょっとビックリです!
やっぱり初期~中期のAUTO-MODは無敵です!!
俺は実物は見たことが無いけど、ステージに飾られた【AUTO-MOD】のネオンサインがカッコイイんだよね~♪インナーの写真で確認できます!
今のAUTO-MODをどうこう言うつもりはないけど、一言言わせてもらうと、俺の中でAUTO-MODにHEAVYなサウンドは求めていなくて、退廃的美意識に基づいた無国籍感覚とでも言いますか、国も時代も性別さえも交錯しているような…例えば丸尾末広氏の漫画の世界観(エロスはちょこっと間引きして下さいf^_^;)に近い感覚を表現していただけないものか?と思ったりしています。
ズバリ言っちゃうと、1stアルバム【レクイエム】の世界観が個人的には非常に好きです。
現在のようなサウンドに成らざるを得ない理由としてアレコレ考えましたが、端的に言えば【現代社会の実状が、絵空事であったハズの(或いは極限られた層の方々には現実のものとして存在した)歌詞の世界観を超えてしまった】と言うのは少なからずある!と…生意気にも分析しています。
刺青もピアスも性別も凄く進んでいるし、特別なことではなくなりつつあるし。
本作を聴いて【この頃のAUTO-MODを観たかった】と、今まで以上に強く感じました。LIVE盤だから特にね。
ビデオとか残っていないのかな?
