Fearless Vampire Killers/SIC(Split Flexi) | 千のナイフ

Fearless Vampire Killers/SIC(Split Flexi)

レコードに捧ぐバラード-090417_2303~01.jpg
これこそ!!
本作こそ!!
個人的に約20年前当時、最も待ち望んでいたスプリットだ!!
MCR Recordsのスプリットシリーズでも最高の1枚だと、今でも思える。
本当に何回聴いたか分からないよ…



Fearless Vampire Killers=F.V.K
ご存知のようにHARD CORE PUNKとReggaeを同次元でプレイし、過激なステージングでWashingtonを追い出されNew Yorkに流れ着いたバンド、【bad brains】の名曲をバンド名に据えたYOKOSUKA City HARD CORE!!
BUFFALO SCUM/SUMMER VACATION/ALL YOU OFFEND TO MY EYESの3曲を収録(ちなみにBUFFALO SCUMは本作以前の作品でのクレジットはBUFFALO SLAMとなっています)。
どの曲も半端ないノリだけど、やっぱり一番ヤバいのはBUFFALO SCUMだね。タイトルが示すように、猛牛が暴れ回るような狂暴なリズムの嵐にとてつもないバイブレーションを感じます。
あぁ~でもSUMMER~もカッコイイなぁ~
俺みたいな年寄りでさえこの3曲を聴いてるとMOSHしたくなるもん!
このバイブレーションは本家に肉迫するモノがある!と改めて思いました。
それはリズムの【狂い】ではなく、【揺れ】なんだけど。この【狂い】までいかない【揺れ】を表現出来てる後続のバンドってなかなか無いと思う。
まさに【日出国のbad brains】ッスね。
内ジャケのイラストも凄いことになってて、【これこそ!!】みたいな、決定的なイラストで必見です。
もうね、完全にRASTA思想(言いすぎ!?)っすよ!!
Destroy Babylonっすよ!!
実践は出来ていないのがもどかしいけど、自分にとってこのデザインから感じ取ったメッセージはデカかった…。



もう片面はSIC!!
SICが居たから日本でアメリカンスタイルのHARD CORE PUNKが根付いたんだと思う。Mr.ロジャーの功績はデカいよ。本当に。
数年前にリリースされたDVD観た人は分かると思うけど、原宿ホコ天でのフリーライブでの大騒ぎに俺も参加していました。
SICのバカみたいに早いサウンドにどうやってノるのか分からなくて、矢鱈目鱈暴れちゃってね…f^_^;
砂埃を舞上げてあんなに大暴れする超スリリングでアナーキーな空間はそうは無いかな?
今ならstruggle for prideのLIVEのアナーキーさに近いかも?

で、この作品のサウンドですが、とにかく《早い早い》…いや、《速い速い》かな?
所謂、ブラストビートとはまた別の速さがある!と、それこそがアメハーの《速さ》なんだけどね。
それに名曲揃いでもあるし、【BE A MAN】【PEACE PUNK】とか。
後はバンドとしてメンバーが固定化してた時期だとも思うので、そういうのがサウンドの安定感にも繋がってるのかな?と感じます。
KENのピッチ高めの声がライトなサウンドと相俟ってスんゲェ~スピード感が出てるんだよなぁ。
当たり前だけどいまだに十分カッコイイ!!