久高島へ 2019夏至 | ハレ ホ'オオラ Place of Healing♡魂の喜びをいきる

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「久高オデッセイ」というドキュメンタリーを知ったのは2011年でした。制作した故大重監督をお迎えするイベントがきっかけでした。それから久高島という場所が わたしの中に在りました。が、聞くにそこは畏れ多い、気軽に行こうと思える場所ではありませんでした。大事に大事に 想っている場所でした。いつか 行こうという氣持ちになるまで。

今年になって その氣がやってきました。なんとなくです。夏至に、というのは流されてそうなった日程。まさかそのスケジュールにとは考えてもいませんでした。

船が出ないという話もよく聞くし、梅雨だし、運転を任せた弟のスケジューリングはギリギリボーイズ系だし(笑)、船に乗れるまでは どうなるか 島に運んでもらえるのか、運を天にお任せでした。そして無事に上陸させてもらいました✨
沖縄に住む弟家族と 三重の母と一緒に。

しとしと雨が降っていたけれど、久高島は思っていたのとは全然違うエネルギーで 温かく 優しく 氣持ちのよい島でした。ガイドの方をお願いしたのですが、大正解でした。どうして そんなに優しく 温かいのか わかるような 島の素敵なお話を沢山してくださいました。

久高島が初めて大型漁船を発注したのが 三重県の造船会社だったそうで、ガイドさんの弟さんは 毎年船のドッグ(定期点検)の為に三重に行っていたそうです。

自己紹介からそんな話から始まり、、、

久高島は 土地の売買ができないという決まりが在るそうです。だからこそ 今も 昔からのままの姿が残されている。大地は所有できるものではないという思想は今もアメリカインディアンにはあり、それはアイヌやハワイアンにも共通していて、古代 土地を所有するという考え方はないものでした。

「土地に対する考え方が変われば 多くの問題が解決する」これは北山耕平さんから聞いたことばです。良かったら 想像してみてください。

他にも、ネタバレになってしまいますが^^ 島にある5000年前の貝塚から アイヌと同じ道具が出て来たというお話、ガイドさんは ここから北へ 民族が移動していったのだと考えているそうです。沖縄とアイヌが 同じ粗だというお話は他でも聞いたことがあります。

ゆっくり 丁寧に お話をしていただきながら、最後はハビャーンという場所で時間を過ごしました。島に行く事は決めていたけれど どこがどうという予備知識はなく連れて行ってもらったので、ハビャーンが 始まりの場所だというのは後から知りました。アマミキヨ神が降り立った場所がここだそうです。

私は フラのご縁で 奄美の朝崎郁恵さんという唄者の方とご一緒させていただくことがあるのですが、朝崎さんの曲でフラをするので 奄美の島唄について調べたことがあります。奄美は日本人の原郷だと 書いている人がいました。そうなんだ〜 という程度の理解でしたが、アマミキヨは奄美から来た神という説があるそうです。久高島の祭祀の場所でお参りをするときに ガイドさんにお参りの作法を聞いたところ「なんでもいいんです、唄っても、踊っても。繋がればいいんです」と言われた時に、朝崎さんの「あはがり」という曲の歌詞が浮かびました。“月の明かりのした 人々は踊り、魂が歓ぶ” というくだり。

土地を所有しない
ここから民族が北上していった
神様との繋がり方
太陽が昇るところ

久高は始まりの島
と感じていたときに奄美の話とも繋がりました。日本人の原郷という話と。

久高は夏至から一年が始まるのだそうです。始まりの島で始まりの日を 家族と一緒に過ごせたことが とっても良かった♡ 
薄曇りの久高島はエネルギーが優しく、温かく、身体の調子も整いました。

帰って来てからも今だ 島が恋しく、忘れられないでいます(笑)あれはなんだったんだろうと夢の中の出来事だったような。

まーだまーだ感じたことは沢山あるのだけど書ききれず。

色々と繋がることもあり 家族にとってご縁の場所だったのだなあと有り難く思います。