いきなり秋めいてきた9月。今月は見たいライブがかぶりまくり。
その中で敢えて、いつも見ない方を選んだり。これが無茶苦茶なすごい熱を帯びたステージだったりするから、やめられません。楽しい月だった。
まずは月初。旅行帰りで川崎駅に夕方降り立った9月2日(日)。川崎銀座街などのステージはすべて終了、駅前で歌っていたやもとなおこも既に切り上げて残念だったが、音がするほうに歩いていくと…
2日(日) LOOP CHILD @ラゾーナ川崎
6日(木) ヒグチアイpresents 「紙ヒコーキの折り方」@渋谷O-WEST
ヒグチアイ、オズ、エソラ、Jackson vibe
7日(金)「この日は1組の持ち時間が40分になりますday140」@代官山ノマド
OA紫乃、さよ、en、丸本莉子、千佐真里奈、郁彩
8日(土) 日中国交正常化40周年 『2012東京 中国文化祭』@東京プリンス
蘭華ほか
8日(土) 「ROAD TO 武道館3回戦!~2000人のステップ~」@渋谷公会堂
サルーキ=ワンマン 全国津々浦々ツアー2011~2012「夢とロックンロール」ファイナル
10日(月)『鉄ロックフェスティバル特別編!!!』~祝☆gee-ge.2周年スペシャル♪~
小南泰葉 / 黒沼英之 / ヒグチアイ / Rihwa / 是澤寿美
12日(水)Tiny Sun & ウォリ 2マン@西新宿navi cafe
14日(金)渋谷めぐみ&あべさとえ 2マン@秋葉原eggman east
18日(火)「暗闇トリップvol.4 -生音でバトンタッチ-」@代官山 晴れたら空に豆まいて
カケラバンク、玉城ちはる、我那覇美奈、藤田悠治
19日(水)「Shibuya HEART Station」@渋谷7th floor
大黒美和子、鎌田峻平、高島ユータ、おっく
21日(金)「原石Ⅲ~FUTURE~発売記念レコ発ライブ3days」@日吉nap
渋谷めぐみ、ハイクロニカ、sacco、Furah、坂本三嘉
23日(日)「いいくぼさおり TOUR FINAL~ケッヘルの伝言~」@渋谷 Mt.Rainier hall PLEASURE PLEASURE
24日(月)『Grateful☆Girls vol.85』 @渋谷gee-ge
斉藤麻里 / 宮上ゆみ / 洋美 / daisy(大阪) / 上田マユミ(大阪) / 郁彩
25日(火)「歌舞伎町こけっとデンジャラスナイト!」@新宿LOFT
デリシャスウィートス/たをやめオルケスタ/アラゲホンジ/
26日(水) 渋谷めぐみ&アルコリカ 2マン@西新宿navi cafe
28日(金) 大江戸サリバンショウ~大西ユカリの『霞町番外地』withズクナシ@音楽実験室新世界
いやいや、とにかくパワフル極まるステージだったのが、最後の大西ユカリwithズクナシ。あのズクナシが、ユカリさんの前では小さくなってるんだから(笑)もう、あの人のすごさは半端ないね。無茶苦茶、楽しかったよ~。
アングラ色がもっとも濃厚だったのが、25日の歌舞伎町デンジャラスナイト!そのタイトルからしてデンジャラスなのだが、目当てのたおやめに興奮したのは言うまでもない。それよりも、最初に出てきたデリシャススウィートスったら!!いやー、こんな健全なブログではとても紹介できん狂気と色気(笑)その危なさっていったら!そして、初めて見たアラゲホンジの和のソウルフルなステージの熱いこと。最高だったね。
この2つに比べたら、かな~り小粒感は否めないが(笑)、渋谷めぐみとアルコリカという、どちらも酒をテーマにしたアーティストの競演も楽しいひと時に。ビール対ワインの対決でもあったね。やはりこの夜も、店のワインが底をついたとか。アルコリカのワイン伝説がまた一つ加わった。
いいくぼさおりの新アルバム「ケッヘルの伝言」ツアーファイナルとなった、渋谷Mt Rainier でのホールライブも、内容充実のクオリティの高いステージに。「ケッヘルの伝言」は個人的に今年下半期にリリースされたアルバムの中で一番評価が高い1枚。Superflyの「FORCE」より好きかも。巨大なバルーンが割れずに、慌てるいいくぼさおりの姿が目に焼きついて、今でも微笑んでしまう。音楽はもちろん、とっても良かったのだ。
赤丸急成長株のヒグチアイが、満をじして望んだ渋谷O-WESTでの企画ライブは、大盛況で大成功に!インディーズのまだまだ世間的には無名の女の子がO-WESTを500人近い客で埋め尽くした事が画期的。次はソロでここでワンマンだな!競演したほかの3つのバンドもそれぞれとても魅力的で、内容充実の興奮もののライブだった。
そんなO-WESTでのワンマンをおととし成功させ、去年はO-EASTで1000人ワンマンで大いに盛り上がり、今年、ついに渋谷公会堂で2000人ワンマンに挑んだのが、インディーズバンドのサルーキ=。前々回も前回も最高に熱いロックンロール全開のステージで魅せてくれた彼らが、今回の渋谷公会堂にどれだけ魂を込めて準備してきたか見ていただけに、大成功に終わったこの日のライブには胸が熱くなった。そして凄味を感じた。器が人を育てるというが、大きな器に挑み続けてきたからこそ、サルーキ=がこれだけのパワーと魅力を発散しているのだと思う。思いっきり腕を上げて「復活!」と叫んだ夜だった。
それから、大黒美和子ちゃん、おめでとう!