約2ヶ月前、お友達の犬のお誕生日パーティーに

去年に引き続き今年も招待してもらい、参加させてもらいました。

 

今年は去年より多くのお友達犬が来ていたのですが、

年齢も様々、最年少は生後半年ぐらい子もいて、うちの愛犬が一番年上でした。

 

妹ちゃんは他の犬たちとおもちゃの取り合いをしたり、弟くんは相変わらず社交的ではなく群れずに遊んでいたり、

愛犬は飼い主さんたちの方が興味があるようで、常に飼い主さんたちに愛嬌を振りまいていました。

 

生後半年の仔犬ちゃんの飼い主さんが、愛犬にオヤツをあげようとしてくれた時、

 

オヤツをもらう時は「お座り」と「お手」「お代わり」をセットでさせているのですが、

愛犬は足の怪我のせいで最近は「お座り」ができません。その代わりに、後ろ足をトントンと足踏みするので私たちは

それを愛犬なりに「お座り」しているのだと飼い主さんに説明しました。

 

そうすると、その飼い主さんが感心して、こんなことを言ってくれました。

 

愛犬ぐらいの歳になると、目が見えなくなったり耳が聞こえなくなったり、身体的に衰えてくるのは

仕方ありません。

 

もう、ただ生きている、その存在自体が素晴らしいと言ってくれました。

 

本当に最近はその言葉が胸に沁みています。

 

足の怪我のせいで出来ることが制限され、立ち上がることが難しく、

それでも一生懸命妹ちゃんや弟くんに負けないように着いて歩いたり遊んだり、

愛犬の存在は私たちだけでなく、妹ちゃんたちにとっても

偉大です。

 

今までのように、機敏に動けなくても愛犬が生きていること。

それ自体が尊いのだと、改めて思います。

 

私たちは愛犬をレストランや公共の場へは出来る限り連れて行きましたし、

キャンプや海に連れて行ったり、一緒にいろんなことをしました。

 

あんなに活発だった愛犬ですが、

今は寝っ転がってる姿もヨチヨチ歩く姿も、全て愛おしいです。

 

無理はさせたくないし、でも足が上手く動かなくて寝たきりにはさせたくない。

 

毎日、できることはしてあげたい。

少しでも痛みが軽減したり、生活しやすくなるように。

 

あと3ヶ月で12歳。

 

またいつか走ることが大好きだった愛犬が

走れる日が来るといいなと思っています。

 

奇跡を信じて起こしたいと思っています。