ほめことばで育った人形
クールに装うのは
イメージをなぞってるだけ
かっこ悪いところはみせられない
弱さがある
かわいいのは
イメージをなぞってるだけ
なにが理想で目標なの
それすら自分できめられない人形
手首をきっても血が出ない
激烈さに感情も揺れ動かない
優しそうにみえるのはなにももっていないから
死もファッションになる
同情もしないされない
失業して
友だちに会えなくなって
孤独で廃人まっしぐら
口を開けば
なかったことにされそうな存在感がたまらない
学校では浮いてばかり
空気なんて気にしたくない
輪に入らないのは
自分を救うためだと
いいきかせる
世の中の
社会の
たくさんの不満を胸に秘めて
生きていく
そんな暗さはうんざりだ
悪いのは私だろうか?
社会だろうか?
私は自己弁護できない
最後に自分を守るのは私自身のはずなのに
客観性や正当性などというものは
あやふやなものに頼らないで
自己弁護を試みるべきだ
社会のための私たちか
私たちのための社会か
ロボットでないのならよく考えてみるが良い
自分を正当化できなきゃ
生きてはいけないにきまってるさ
理不尽で
つじつまがあわなくっても
ずぶとく
好き勝手に生きればいいさ