今回は初めてレオ太朗さんに会った時のお話。
我が家から車で1時間半くらいのボランティアさん宅で会うことになりました
レオさんの他にも数頭保護犬がいたので、お土産用のおやつを持って行きました。
お家に着くと15時のチャイムに合わせて吠えるわんこ達の声が
家の裏庭にボランティアさんがドッグラン兼犬小屋を作っていて、そこにお兄ちゃん犬、数頭と暮らしていました。
私たちの気配を察知すると、みんな一目散に小屋の中へ…
小屋はたくさんあったのですが、1つの小さなスペースに中型犬、数頭がギュウギュウに入っていて、その1番奥に鼻先だけ見えるレオさんの姿。
そこにいた子達の中では1番若かったからなのか、お兄ちゃん犬たちがレオさんを守っているような印象を受けました。
ボランティアさんの許可をもらって、お土産のおやつを頭数分置いて一旦、人間たちはボランティアさん宅でお話を聞くことになりました。
これまでのレオさんのこと。
私たちにすごく怯えていた様子とお話を聞いたことで本当に胸が張り裂けそうな気持ちでした。
元々、何度か通って、慣れてきたらトライアルを始めようと相談していたのですが、ボランティアさんが
「あの子たちの結束力はとても強くて、今のままだと人間に慣れることはないと思う。できればトライアルを始めて、一対一で向き合ってあげるのがいいと思う」
と話され、私たちも覚悟を決めました。
残されるレオさん以外の子たちは、一応里親探しはしているけど、ボランティアさんが飼うつもりだとのこと。
帰る前に、希望するワンコと連絡先等をノートにまとめていらっしゃったようで、ノートを見てみるとレオさんの人気の高さが伺えました。
「人気なんですね」
と聞くと
「でも皆さん、実際に会ってみると、あの子たちの固まっている様子を見て辞退されるんです」
と話してくださいました。
確かに、あんなギュウギュウ詰めの怯えてる姿は、心折れちゃうよなぁって
帰り道は2人ともトライアルするという意見で一致しました。
そのまま、帰路にある電器屋さんでペット用部屋につけるエアコンを下見に行き、自分たちの寝室よりもハイスペックな遠隔操作ができるエアコンを買うことに
保護団体さんからお電話が来て、会ってみた感想と何度も通うつもりだったけど、予定変更してトライアルをしたいと申し出ると快諾してくださいました
次回、いよいよトライアルの準備