「幸せな時間」とは?⑤
今日は、喜多川 泰氏の著書、「『福』に憑かれた男」から抜粋します。「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣/喜多川 泰 ¥1,365 Amazon.co.jp 「さて、この段階で秀三は『幸せとは何か』に気づく入口にたどり着くことができました。それまで、幸せとか成功というものを、『何かを達成することであり、何かを手に入れることである』と思っていた秀三は、何かを達成せず、何かを手に入れることなく、幸せを、そして成功を感じることができるという経験をしました。実際に秀三だけでなく当時は僕も、そう考えていたんです。でも秀三が幸せを感じる姿を見て、幸せとは何かを手に入れたり、達成したりすることではないんだということがよく分かりました。人間は『○○があると幸せ』『○○を手に入れると成功』『○○になるのが成功』と定義するのが好きです。でも本当はそうではありません。幸せとか、成功しているというのは、何かがあればという条件が必要なものではなく、今すぐにどんな状態であっても感じることができるものなのです。何はなくとも『今、幸せだ!』『僕の人生は成功している!』ってことに今すぐ気づくことができれば、一生幸せで、成功した人生が約束されます。そして『幸せだから○○を手にした』『成功したからこそ○○が自分のもとにやってきた』というように、多くの人が成功するための条件だととらえていたものを、成功した結果としてもたらされるものだということも正しく理解することができるようになります。」「『幸せとは未来を予想する力だ』自らの経験をこういう言葉に集約して、教訓にしてしまうのが、人間の持つ本当に素晴らしい才能の一つだと感心してしまいます。『あれがこうなったら・・・』と周囲の状況が好転することばかりを期待していたときには決して得ることができなかった幸福感を、彼は『こうやって、こんなことをやってみたら明日はもっと素晴らしい日になるかもしれない』と想像することによって手にすることができました。つまり、状況とは自ら工夫して作っていくものであり、幸せとか成功というのは、それを手にしたときに訪れるのではなく、その工夫を楽しんでいるときに『感じる』ことのできるものだということが分かった瞬間だったわけです。」以上、「第四話 好転」より今日は、ここまで。