3月11日、東日本大震災慰霊祭を執り行いました!


今年は、天気が良くて穏やかな春の陽気を感じさせるようでした。

午後1時半より、本増寺本堂内にて、慰霊法要を行いました。

内陣には、震災で亡くなられた檀信徒16名の塔婆を立てて、

お花やお菓子、折鶴を供えました。

読経、和讃奉唱、焼香、唱題、回向をして追悼いたしました。


続いて、大船渡岸壁に移動し、祭壇を設けました。

午後2時46分、サイレンが響き渡る中、黙とう。

読経、焼香をして、うちわ太鼓を叩きながらお題目を唱えながら、

皆さんで大船渡の海に折り鶴とお花を流しました。

折り鶴がひらひらと舞いながら流れていく様子を見ながら、

手を合わせて犠牲者の冥福をお祈り致しました。

帰りに、さいとう製菓さんから提供されたかもめの玉子を、

皆さんにお渡しして、共に食してありがたく頂きました。


午後4時半から、キャッセン大船渡の千年広場で、

ゴスペル献歌コンサートと慰霊法要を行いました。

金井さんらゴスペル・スパークルの美声はとても素晴らしく、

大船渡の街に響き渡りました。

竹あかりの祭壇は、熊本のチカケンさんが来て作って頂きました。

昨年とは異なるデザインで作り、

鮮やかに温かみのある灯りで街を照らしてくれました。


今年は、大船渡にようやく慰霊碑と犠牲者の芳名板が、

みなと公園に設置されました。

津波で犠牲となられた方々を忘れないためにも、生きた証を残すためにも、

慰霊碑や芳名板は大切です。

また街の復興に尽力されて亡くなられた方々の追悼も込めて、

私たちは毎年慰霊祭を続けていきたいと思います。

慰霊祭に参加された方、遠方から思って下さる方、

すべての方々に感謝いたします♬




via 本増寺
Your own website,
Ameba Ownd