3月11日、東日本大震災13回忌法要を執り行いました。
あの日から、今年で13年目になります。
多くの人たちが犠牲となり、故郷の街は破壊されてしまいました。
そんな悲しい出来事がたくさんありましたが、
日本全国から、世界中から温かい支援を今でもして頂き、
たくさんの出会いがあって、人と人との結びつきを感じることが出来ました。
苦しい時でも悲しい時でも、前を向いて進むことが出来たのも、
皆さんの温かい気持ちが後押ししてくれたと思います。
もちろん、まだまだ復興は道半ばです。
かさ上げされた土地には、まだ空き地が多いですし、
少子高齢化が進み、空き家が増えてきたり、
新型コロナ感染によって人の交流が止まってしまい、
ウクライナ戦争によってエネルギーや物価が高騰してしまいました。
そんな中、WBCワールド・ベースボール・クラシックでは、
佐々木朗希投手が素晴らしいピッチングを披露してくれました。
私たちに大きな希望と勇気を与えてくれました。
震災を忘れることなく、
私たちを支えてくれる人たちがいることに感謝しながら、
故郷をより良い街にしていきましょう。
当日は、午後1時30分より本増寺にて慰霊法要を行い、
午後2時46分、地震発生時刻に黙とう、
その後、海上折鶴流しを行いました。
岸壁には、角塔婆を立てて供養をしました。
午後5時から、キャッセン大船渡にて竹あかり法要を行いました。
街は竹あかりの光で明るく照らし、ゴスペルの歌で心が温まり、
お題目で活力が生まれたと思います。
また来年も続けていきますので、ご協力をお願い致します。