市長への手紙⑤への返事 | いち江南市民のブログ

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愛知県江南市で暮らす日々をつづります

 日頃は、環境行政に格別のご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

(a)「選択と集中の意味がわかりません」とのことですが、ご質問いただきました「選択と集中」につきましては、市民ニーズに応え、市民満足度を高めるために、予算や人員などの限りある資源を、優先的に実施すべきとして”選択”した事業に、”集中”して投資することを目指しています。

 財政状況の厳しい折、各市町につきましても、各市町の特性に応じて優先的に実施すべき施策を選択し、資源を集中した予算編成をされていると考えております。

(b)江南市のごみ関連予算が他市町に比べ割高にならざるを得ない理由についてのお尋ねでございますが、各市町のごみ関連予算は、各市町の特性や人口規模、分別・処理方法、運搬経費など様々な要因により編成されておりますことから、その多寡の理由を特定することや、それによって各市町のごみ関連予算の事業の在り方の良し悪しを判断することは困難であると考えておりますのでよろしくお願い致します。

(c)「資源ごみ収集を市民に手伝ってもらうことは予算が足りないから、その収集方法を変更するにも予算が足りない」との説明があったのことでございますが、これは表面的な事象を捉えた説明です。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では、国民の責務として「廃棄物を分別して排出し、その生じた廃棄物をなるべく自ら処分すること等により、廃棄物の減量その他の適正な処理に関し国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない。」と規定されています。ごみ関連の事業実施の根本には、この法の趣旨があり、江南市におきましても、この法の趣旨に基づいて、市民の皆様のご協力をいただきながら事業を実施しておりますのでご理解いただきますようにお願いいたします。

(d)「リサイクル順位ありきの制度設計など本末転倒もはなはだしいのでは」とのご指摘でございますが、循環型社会の形成を進めるため、資源ゴミの分別収集によるごみの資源化に積極的に取り組んできた結果であることをご理解いただきますようお願いいたします。

 なお、市では、資源ゴミ排出の利便性を高めるため、各種団体の代表者、区長の代表者、学識経験者、公募市民で構成する廃棄物減量等推進協議会等で検討を重ねてまいりますのでよろしくお願い致します。   10月27日

 

 質問を重ねるごとに、さらに疑問点が増えていく。たぶんこの疑問点に対し市長への手紙を書いたらさらに疑問は増えるのだろう。まさに負のループ。

 ところで、この文章書いてる本人も、読む人がほとんど理解できないこと自覚して書いているんじゃないのか。でも、あえて言いたい。集中させるための市民ニーズ? 市民満足度? これっていつ調査したんですか?表面的事象を捉えた説明って何ですか? 「廃棄物なんとか法」の趣旨は、市民は自治体が決めたやり方におとなしく従え、それが出来んやつは自己責任で処理しろってことですか?