ごみが出せなーい! | いち江南市民のブログ

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愛知県江南市で暮らす日々をつづります

 とにかく最初に唖然となったのはごみ出し。

 引っ越して1か月、たまりたまった空き瓶や空缶、ようするに資源ゴミを捨てようとして、事前に確認しておいたゴミ収集場に持って行ったときのことだ。

 朝早かったけど、収集場には係らしき人が数人立っている。何だろこの人たち、ゴミ分別のボランティアなんだろかと思いながら、やおらごみを捨てようとしたらいきなり、ダメ!と言われてしまった。ポカンとしている私に立っていた人の中のひとりがこう言った。

「ここは7時からということになっています」

 は?7時からってそれじゃ仕事に間に合わないじゃん。当時、私は仕事に行くため、毎日朝7時少し前に家を出ていた。正直、困惑した。どーするのこのごみ。苦労して家から運んできたのに。そうなのだ。ごみ収集場はえらく遠かった。田舎に住んでいた時は歩いて3分のところだったが、ここは5分だ。

 郷に入れば郷に従えってことか。もやっとした気持ちとごみを抱えたまま家に戻り、市役所でもらった「江南市暮らしの便利帳」を開く。ごみの出し方のページに分別ごみ(資源ゴミなど)は、ごみカレンダーで決められた日に、地区で指定された集積場所へ、午前8時30分までに出してください、とある。開始時間までは書いていない。じゃあなぜあの人たちはダメって言ったんだろう。

 たまり続けるごみを横目で見ながら数日後、出勤途中に分別ごみ集めを行っている集団を目撃。道路まで人がはみ出してみんな一生懸命(に見えた)ごみ出しをしている。こんなに人でごった返している状態、最近見たのは以前住んでた田舎の神社の祭りのもち投げぐらいだ。なんだかよくわけのわからない熱気に圧倒されながら、ふと時計を見ると午前6時50分。あ、ここなら私もごみ出せるかも。一瞬だが光がさしてきた。あとで気付いたことだが、分別ごみ出しの開始時間は区(町内会)によって異なるという。

 念のため、もう一度「ごみの出し方」で確認。すると、お住まいの地区以外の集積場所には、ごみを絶対に出さないようにしてください、とあるではないか。がーん。どうすればいいか。頭に浮かんだのが、そこの区長さんに相談すること。でもアクセス法がわからない。ということで、結局、市役所に行って相談することにしたのでした。