心不全患者の一定数はうつ病をわずらっているという。

 

誰だって余命や突然死、今後の手術予定のことを考えれば気がおかしくなる。

しかも、精神的な落ち込みは一時的なものではない。

継続する。

 

そこで、心不全の精神的不安から逃れる方法があるとすれば何なのか。

自分も実践した。

 

それは、

 

 

 

 

SNSやブログをはじめとするインターネットの心不全情報を

遮断することである。

 

 

 

病気になりたてのころは、そもそも心不全という病気を理解していないから、

インターネット情報、心不全患者のブログ、Xなどを徹底的に調べる。

 

調べて調べて調べつくす。

 

自分と同じ病状の人がどういう状態であるか調べる、共有する。

知り合った患者が最近調子が悪いらしい。次の日どうなったか気になる。

自分の情報発信に対して、周りがどう反応してくれるか気になる。

誰かがレスをくれないか、誰かが「いいね」をくれないか。

気になる、気になる、

情報発信してから5分後についついSNSをみてしまう。

 

自分と同じ病名の人が深刻な状態になっている、

再入院している、

苦しんでいる、、

その後、彼らはどうなっていくのか、気になる気になる、、もちろん心配である。

 

誰かが言う「自分は今こういう症状ですけど大丈夫でしょうか?」

誰かに大丈夫と言ってほしい、しかし大丈夫でないことは調べつくした自分が一番よく知っているはずである。

 

 

周りの状況につられて自分の精神状態も悪くなってくる、、、

 

そしてあることに気づく。

 

心不全情報はもう十分に収集した。

これから先は、新しい情報も無いという領域になっていく。

だとすると、一回心不全情報から離れてみるのはどうだろう、、

 

ただ、簡単には離れられない。

それがSNSの恐ろしいところ。

離れると決めた一時間後にはついついXやアメブロのアプリを見てしまう。

SNS依存が社会問題になるだけのことはある。

 

やるからには徹底しないといけない。

1.Xやアメブロのスマホアプリを削除する

2.ウェブからもログインできないようにログアウトする

 

 

ちょっとした変化

 

そしたら、どうだろう。

心不全のことを考える時間が減ってくる。

仕事に身が入る。

いままでやっていなかった趣味や勉強に費やせる時間が増えてくる。

精神的にも体調的にもよくなってくる。というより気にしなくなる。

 

それでも、こうして記事を書いてるぐらいなので

やはりSNSに戻ってしまっている。だからSNSから離れることは難しい。

 

ただこれからは適度に離れてみる。

 

SNSを病気の逃げ場にしてはいけない。

一度離れてみて自分の好きなことを思いっきりやってみてはどうだろう。