本日3月6日、2023年10月25日以来久しぶりの心エコーがあった。
4か月ぶりぐらいだ。
患者としては、もっと小まめに心エコーをやっていただきたいと思ってしまう。
最悪時5%、前回2023年10月25日は44%。
悪くなっていたらどうしよう、また入院か?ICD手術か?
本気で心配していた。
一方で、最近体調が良いような気がしている。
数値がよくなっていれば!という期待もある。
ただ、自分の実感と数値なんて一致しているわけではない。それはよくわかっている。
またいくら努力してもEFが良くなるわけでもない。
自分を苦しめ続けたEF値。
結果は、
EF 55%
EF推移
2023年
7/5 17%
7月 5%
7月 8%
7/25 14%
8月 27%
9/29 38%
10/25 44%
2024年
3/6 55%
NT-proBNP 推移(今回は検査無)
2023年
7/25 387
8/16 497
10/25 64
11/29 51
12/20 40
ブログやXで患者情報をよくみているが、まずEFが5パーセントなんて聞いたことない。インターネット上では「うそだろ?」と言われるレベルだ。
また経験豊かな循環器の医者でも、驚くレベルだと思う。ある医者にEF5パーセントだったことがあることを告げたら、あまりの驚きに苦笑いされたこともある。
さらに、EFの改善は2倍、3倍になれば御の字。最悪時から10倍以上は聞いたことがない。
入院時、理学療法士が「私が関わった心不全患者で、最悪期から3割もEFが回復した方がいます」と良い例として話してたぐらいだ。
まさか、ここまでこれるとは、、
入院して、自分のEFでどん底を味わった日々、
あのときEF50台をどんなにあこがれたことだろうか、、
ブログなどで他人のEFが急回復しているのを見て
どんなに羨んだことだろうか、、
主治医から「あなたはEF35%を超えることは二度と無いだろう」と
宣告されたことを思い出す。
言い切るのもどうかと思う。
自分はどこかで回復すると信じていた。
実際、前回の検査から4か月たっているので、いつから50台になったのかわからない。
もちろん、数値が改善したことはうれしい。うれしいに決まっている。
ただ、正直、今回はうれしいことと悲観することがある。
良いことばかりを言われたわけではなかった。
【うれしいこと】
・EFが50台になった
・心臓が小さくなっていると言われた。心エコーの計測数値だと思うけど、数値までは聞かなかった。
【悲観すること】
・不整脈の状態が悪く、EFと関係なく危ないと言われた。今後S-ICDなどを入れる可能性はある。
また、カテーテルアブレーションを行う可能性がある。今回は薬の量で調整してみる。
・EFが良くなったとはいえ、改善と増悪を繰り返しながら、結果悪くなるのが心不全。
今はたまたま改善局面になっただけではないのか、いずれ悪くなるのでは、という恐怖がある。
EFが50以上に回復したあとに人工心臓手術された方は多数いる。
・主治医から数値はEF55だけど、動画でみるとEF50程度だと言われ(言う必要あるのか?)健常者はEF60だから安心できないと言われた。(どこを検索してもEFの正常値は50以上、もしくは55以上と書いてあるぞ?)
主治医は今回で病院を去るらしい。大変お世話になっていたので残念だ。
あまり悪化しないで少しでも良化し、現状維持することを願うばかり、、