おかげさま様で、ブログをはじめてわずか2〜3日で一日あたり数万単位のアクセス数になり、大変ありがたいと思ってる。最初は単なる備忘録的なブログだったが、アクセス数が増えて色んなことに気を使いながら書かなければならなくなってしまった。
※コメントが荒れたり、変な奴が書き込むので一時的にコメントを閉鎖してしまった

こういう「ブログのアクセス向上方法」なんて記事を書くと「たった数万レベルで調子にのるな!」「ちょっとアクセスがあがっただけで偉そうに!」「いいね!の数は大してないじゃないか!」とクレームがきそうだ。
この世界に、上には上がいることはよくわかっている。

もちろん、ブログの運営目的は人それぞれだ。
自分の備忘録のために書いている人もいるし、限られた知り合いが閲覧してくれれば良くてアクセス数を求めてない人もいる。スタンスは人それぞれだ。

一方、ブログをやるからにはたくさんの人に見てもらいたい、ブログで副収入を稼ぎたい、という人も相当いる。治療代や薬代の少しの足しになれば、給料の足しになれば、と真剣に考えている人もいるだろう。

そういう人が、大した記事も書かず

「今日も元気です!😝おはようございます!😄😄暖かいですぅ!☀️☀️良かったら、❤️❤️下の広告をポチッポチッと押してください〜! ❤️❤️↓↓↓╰(*´︶`*)╯♡」

みたいな無価値な短い記事を書いてると、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて苦笑いしてしまう。他にも大した記事内容でないのに、広告のクリックを強要するような文言を書いている人もいる。もはや呆れて軽蔑してしまう。

そんなものに誰がクリックするのであろうか?

金が無い。でも努力も苦労もしないで副収入をたくさん稼ぎたい!そんな虫のいい話があるのか?

最低限これはやったほうがいいのではないか、という話をしたい。大切なことは今も昔も大して変わらない。

なお、本日の内容は、私と普段交流のあるブロガーや私のブログフォロー先を批判したりするつもりは一切ない。そもそも、私がメリットを感じなければブログのフォローはしないし、皆様には大変有意義な情報をいただいて感謝している。

1.ブログタイトルは、インターネットの世界とブログをつなぐ入口。ターゲットに対し、きちんとした案内表示となっているか。

ブログを書くからには、自分のブログを読んでほしい「ターゲット」が存在するはずだ。「そんなものねえ」というなら何も考えないで生きていて羨ましいが、例えば自分は「心不全」「拡張型心筋症」というテーマを共有できる方と交流したいからブログをはじめた。
ブログのタイトルはGoogleやamebaブログの検索から自分のブログにたどりつく重要なキーワードになるため、私は当然「心不全」「拡張型心筋症」というワードを入れる。
「心不全」「拡張型心筋症」で検索した人は、自分のブログにどんどん流入してくる。洪水のように流入してくる。
ブログタイトルはインターネットを彷徨う人への道しるべ、看板といったところだ。看板とは、「蕎麦屋」なのか「ラーメン屋」なのか遠くから見ても人目でわかるものである。もっと掘り下げて「何の」ラーメン屋なのか?九州系なのか二郎系なのか?何の価値を提供しているのか?他の店と何が違うのか?そこまで掘り下げて名前をつける必要はある。

一方、世のブログを見渡すと、どうであろう。
「●●ちゃんの日記」「●●君の暇人ブログ」のようなブログタイトルで、芸能人のようにネームバリューの無い人のブログタイトルに誰がくるのであろう?当然、ブログなど星の数ほどあるので、検索にも全くひっかからない。自分を有名人か何かと勘違いしてるのだろうか?身の程知らずである。

※もちろん、幅広いジャンルを扱い、タイトルにテーマを限定しない人もいる。ハンドルネームをブログタイトルにしてる人もいる。それでいて魅力のあるコンテンツを作りアクセス数がすごい人はいて、私のフォロー先にもいる。その人たちのことを批判しているのではない。

せっかく、良質な記事を書いているのにブログタイトルが的を外していると非常に勿体ないと感じてしまう。良質な記事に対しては、良質な入口を用意しておくことが大事なのだ。

2.「記事のタイトル」は「記事の内容」以上に超重要である。

そんな馬鹿なと思うかもしれないが、記事のタイトルに興味がひかれなければ、記事をクリックなどしない。新聞の見出しがつまらなそうだったら記事を読まないし、テレビの番組欄の短い紹介文に魅力がなければその番組は見ない。記事の見出しに刺激がなければその雑誌を買わない。マスコミはそこを十分理解してるから、記事タイトル作成に全精力をつぎこみ、視聴者をあおる。どんなつまらない映画でも、おもしろそうなキャッチコピーを付けて映画館へ集客するのがプロの仕事なのである。

たとえば、ある患者が主治医とケンカして、それを記事にしたとする。
そのタイトルが「本日の外来」だったらどうであろうか。クリックしたいと思うだろうか。
ひどいのになると「2023/11/20」とか日付のタイトルも見かける。タイトルの重要性なんて考えたことは一度も無いのであろう。

タイトルを「本日の外来」ではなく、長年の付き合いのある主治医と壮絶なケンカをした話」と変えたら、あなたはどちらを読みたいと思うだろうか?
記事のタイトルは、記事内容を簡潔にあらわすだけではなく、この記事には何か面白いことが書いてあるに違いない」と思わせる期待感が必要なのである。
応用として長年の付き合いのある主治医と壮絶なケンカをして私が決意したこととすれば、読者は「何を決意したんだ?」と興味を煽られ、クリックしてしまう。
また、ブログ内の複数ある記事タイトルが魅力的であれば、来訪者が回遊し、他の記事も読んでくれる。来訪者の滞在時間を長くさせることも大事である。

一度公開したタイトルでも気に入らなければ書き換えればいい。アメトピに掲載された私の記事のタイトル「運動会と私の心臓」がしっくりこなかったため、あとから「運動会で噂になっていた私の病気」にかえた。より興味がわくタイトルになったと思ってる。


言い方は悪いが、どうせみんなは「●●ちゃんの暇暇日記ですぅ〜 暇すぎる私のスペシャルでぃ!」みたいなどうしようもないブログタイトルをつけてるだろうから、せめて普段全く使ってない頭の体操だと思って、過去の記事タイトルを改良すればいいと思う。


3.常に誤字脱字を訂正する姿勢

素人のブログだからといって、誤字脱字があって良いわけではない。あまりにもひどいと、文章の意味もわからないし、この人仕事もできないんだろうな、と読者に思われてしまう。まあ、実際できないのであろうし、まともな社会人ではない。付き合う価値の無い連中だろう。

そういう私も誤字脱字だらけだが、いまだに過去のブログを読み返しては誤字脱字を直し、わかりにくい文は書き換えている。10回以上更新している記事もある。最初から完璧ならもちろん良いが、そうでなくてもβ版を常に修正していく姿勢が大切だと思う。

・誤字脱字はないか
・「です・ます」調、「だ・である」調は統一されているか
・読み返してわかりにくい部分は無いか(主語がないなど)
・キーワードは統一されているか(表記の揺れはないか)
「てにをは」、能動、受動がおかしくないか

書籍などは、校正や編集者により筆者の書いた文章を直してくれる。
ブログでは一人でやらないといけない。
少なくともブログで副収入を稼ぎたいと思っているなら、最低線これぐらいは気を付けるべきではないか。

4.そのテーマ・ジャンルの中で価値のある情報を与えているか

あとは自分が扱っているテーマに対して、どれぐらい掘り下げられているかである。これはブログであろうとYouTubeであろうと、同じである。星の数ほどあるブログの中から、どう周りを出し抜くか?
あなたがそのテーマやジャンルを選んだからには、何かしらそのテーマに対しての経験、喜怒哀楽、知識があるのではないか?

・自分が経験した貴重な体験を詳しく提供しているか
・数値を交えて、自分の病状の良化、悪化について詳しく語っているか
・自分のテーマについて掘り下げることができている
・掘り下げた記事を定期的にアップしてるか

など。
そのテーマの中で情報収集している人たちは情報に飢えている。それは間違いない。
自分の貴重な経験をきちんと文章化し伝えていかないともったいないと思う。
100人いたら100通り、人それぞれの経験があるはずである。

あなたがテーマを選んだのであれば、そのテーマで掘り下げるべきものがあるはずである。掘り下げられなければテーマ選びを間違えてるか、何も考えないで生きているか、のどちらかだろう。
 
5.広告のクリック率を上げるにはアクセス数をあげることが近道

副収入が欲しい人は、広告を少しでも多くクリックしてもらいたい。しかしだからと言って「お金に困ってます!お願いですからクリックしてください!」と頼んだところで誰もクリックしない。そんなことでクリックしてもらえると思ってるのだろうか。

アフィリエイトの仕組みを知っている私は絶対にクリックしない。たとえ広告に買いたい商品が表示されてても、商品名でGoogleなどで検索し直して買う。そんなものである。
広告のクリック率は、大体相場のパーセンテージが決まっている。私みたいに絶対にクリックしないと言う人もいれば、広告の仕組みなんて考えたことがない情報弱者は一定数クリックする。
この来訪者全体の中のクリック数はパーセンテージが大体決まってるから、来訪者が増えればクリック数も増えることになる。
クリックを頼み込んでもしょうがないので、今後そんなことは一切やめるべきだ!ブログの品質を高め正攻法でアクセス数をあげることだ。

6.記事が「点」ではなく「線」になっているか

ここでいう「点」とは記事と記事のつながりがない単発の記事のこと。つまりドラマでいえば「次はどうなる?」という展開のない1話完結型。
「線」とは記事同士が連動してリンクしており、続きが気になる連続ドラマになる。
もちろん「線」になっていたほうが次の展開が気になり来訪者のブログ滞在時間が高まる。
まあ、小説を書くわけではないから、そこまで作り込む暇はないと思う。記事の終わりに次回の展開を予告しておくといいだろう。難しい話ではない。

たとえば、「今日は手術で大変だった」で終わらせるのでなく、「今日は手術で大変だった→来週から出社だから不安だ」と話をしめれば、来訪者は当然「来週の会社でどうなるのか次回の記事を読みたい」と流れに引き込まれる。話の連続性を意識すると良いだろう。

今回は相当偉そうなことを言ったが、私も上記のことをすべてできているわけではない。私もネタがつきたらブログをやめてしまうかもしれない。

とにかく、フォロー、ブックマークをお願いします!と言われても、誰もフォローなどしない。その人にとって価値があるブログと評価されて、はじめてフォローやブックマークされるのである。