娘は総合型選抜で大学に合格したため、11月から3月末まで新生活を楽しみにする時間もありましたが、そのぶん不安も募りました。2月末くらいから、いきなり過食に転じ、体重が10キロ近く増えてしまったと本人は言っていました。小学生の時の拒食症の時は、そこまでの増加はありませんでした。
母から見れば、決して太っていないし、体力もついているから悪いことではないのですが、本人からするとショックは大きいようです。
最後の一押しは「3月上旬に作ったスーツのパンツとスカートが入らなくなった」ことでした。
泣きながら電話してきました。
量販店のスーツだったので、同じ系列のお店でズボンのみ新しく買いました。
でも、最初に買ったのは3号のパンツとスカート。とても、健康的なサイズとはいえません。この度7号になりました。
でも、本人はショックでショックで。
母は、これを機に「ブラジャーデビュー」をさせようと思いました。
体重が低かったので、ブラジャーはスポーツブラのようなものを使用していました。
せっかく体重が増えたのだから、ブラジャーだ!!
若かりし日の私はブラジャーに憧れたので、娘を誘ってみました。
そうしたら、「気になっているお店がある。あるインフルエンサーが推していた店。」とのこと。早速ブラジャーを買いました。
きちんと測定してもらい、気に入ったものに出会えました。
「乳がんなどで乳房を失った人の乳房再建」を専門としている知人曰く「胸は体の周りの脂肪を集めて作るもの。しっかりしたブラジャーをせずして乳房は成り立たない」とのことなので。
その後、今までとはテイストの違う洋服を幾つか買って(今まで持っていた服が、ほとんど入らなくなった)気持ちを少しでも前向きに!と思いました。
財布は痛いですが、ここで使わずしていつお金を使うんだ!と自分に言い聞かせて。
もちろん、そんなに簡単に不安は消えないでしょうが、少しでも前向きに!
そして、サイズの合う服を着たら、娘はやはり痩せ型の人に見えました。親バカですが、可愛らしかったです。
拒食症を、生き方を変えるチャンスとしよう!と水島広子先生は著書で語っていました。
少しは変わるかな?