数日前、NHKのニュースで特集されていました。

「今、通信制学校を選ぶ生徒が増えている。」と。


 そのニュースでいうには、増えている原因は「週1日など通学をしながら通えるようになっていること、毎日通わないというニーズももちろん高いこと。」ただ、法整備が追いついておらず、お釣りの計算を数学の単位と認めるなど、本来の高校の内容でないことを扱っていることが散見されること、卒業後の進路が未定である割合が高いことを指摘していました。


 まず、毎日通わない。

 コロナ禍以降も、在宅ワークが続いている知り合いが多いです。夫も週に一回は在宅。会社に毎日行く必要はないらしいことが判明した。さらに企業は光熱費、家賃を減らせる。


 コロナ禍は私たちに「今までの生活を見直す機会」を否が応でも突きつけました。


 不登校傾向の子には過ごしやすかったと思います。「風邪っぽかった」ら出校停止。出校停止は欠席にならないので、たくさん休んでました。だから、転校する人も減りました。


 私の働く学校は外国籍の生徒が毎年いますが「日本の学校はブラック。なんでこんな天気の日に学校があるの?危ないじゃない!この暑さで登校して、具合悪くなったらどうするのよ。こんなひどい雨に、こんなひどい雪になど色々。」とよく言われました。(アジア圏以外)


 確かに、これはもう根性論だよなと思わせるような天候の日も学校はありました。

 しかし、コロナ禍や、様々な災害で公共交通機関が割とすぐ休むようになり、これも変わりました。


 あと、オンライン授業も対面授業とカウントされました。

 大学は、経費の面からもオンライン授業の方が都合が良い(光熱費などかかりませんから。)ためか、教養科目はオンラインご沢山あります。生徒も楽なようです。

 高校は、そうは行きませんでしたけど。


 確実に「どんな時も根性で頑張り続ける」ことが美徳の時代から動きつつある。


 正直、「皆勤賞」は無くして欲しい。「インフルじゃなかったら、皆勤賞ダメになるから」と熱があっても学校にくる子がいるんです。やめて欲しい。


 会社では「有給休暇を使いましょう」と言いつつ、学校は皆勤賞っておかしいでしょうと思う。


 以前も書きましたが、今の日本の教育制度は戦後にできたものです。「1番コスパよく、タイパよく均質な人材(材料)を作り出す」ことをモットーにしています。つまり、一定数「規格外」が出ることは折り込み済み。その「規格外」のことは考えてません。高度経済成長、バブルまではそれでよかった。でも、放っておいたら、恐ろしい数の引きこもりになってた。

 なんで気が付かなかったのか。親に経済的余裕と、恥を隠したい気持ちがあって黙っていたから。


 これからの世代はそうはいきません。親もお金がないから。


 すでに、引きこもりがすごい数いたというところで、「今までの教育制度は破綻している」ことはわかっていたんです。


 実は動き出してはいるのです、教育改革。最たるものはフリースクールの登校を学校の登校に認めたこと。これは敗北宣言です。