アクア センチメンタル
キ ラキラの夏には どんな奇跡もおこりそうな気持ちがしてくる。ベランダへつづく扉をあけ、うす氷をとおして見ているかのような陽炎のゆれる光の中に椅子を一脚だしてみた。まだお昼まえなのに、味がわからないほど冷たいジントニックにライムを滴らせて、ガブリと口にふくんでみる。目をあけていられないほどの冷たさと美味を味わい、すず風が心地よい部屋にもどる。何のことはない、水のように流れさっていく日常の中のセンチメンタル心惹かれるときの流れ。 わずかばかりのセンチメンタル、よろしくお願いいたします。