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2017年08月21日(月)

通訳案内士1次試験を受けました(真顔)

テーマ:翻訳

来年はスピーキングに力を入れよう。

昨年末にそう思い、英検1級受験を申し込んだ。

スピーキング力を上げたところで仕事上のメリットはないが、“英語のプロ”みたいに持ち上げられたあと「でもしゃべれないんだよねえへへー」と自虐でオチをつけるのにそろそろ飽きてきた。

何か具体的な目標がないとすぐに放り出してしまうので、かなり前に2次不合格で僕のスピーキング苦手意識をこじらせてくれた、英検1級に再挑戦することにした。

狙いどおり、今回は努力が続いた。DMM英会話でほぼ毎日セルビア人とかと会話。池袋のエリック先生宅にも週1で通った。さらには新宿のカフェで日本人同士英語でしゃべり合うという、(ちょっとイケすかない)集まりにも参加。なんか前よりペラペーラに近づいた気がした。

で2月末に2次を受けたところ、微妙な出来だった。が、受かってしまった。リベンジできてよかった!ただ、まだとてもペラペーラとはいえないんだけど。

懸念していた通り、合格したとたん、スカイプも池袋も新宿もかったるくなってしまった。これはいかん。次のターゲットが必要だ。

で思い出したのが「通訳案内士」という資格だった。恥ずかしながら、その存在を知ったのは最近のこと。通訳翻訳WEBさんで(あの伝説の)ノマドコラムを書かせてもらっているとき、通訳ガイドさんも何人か書かれていた。読んでみると、仕事内容も面白そうだった。

ただ、僕の狙いは資格自体ではない。規制緩和で資格なしでも有料ガイドをできるようになるらしいが、とにかくペラペーラに向けてターゲットを持ちたいだけ。英語と関係ない1次試験を突破しないと挑戦権を得られないが、

 

日本地理:全国旅してきたから楽勝v
日本歴史:司馬遼太郎とかけっこう読んでるから楽勝v
一般常識:新聞毎日読んでるから楽勝v

そんな軽い認識で、『完全対策』という本の地理だけやってみた。やけに細かいことを聞いてくるのがちょっと気になったが、旅してるみたいで楽しかった。

歴史はこの際、一通りおさらいして「歴男」になろうと思い、『山川』をなぜか試験と関係ない世界史まで引っ張り出して読み始めた(実際にガイドするとき、お客さんの国の歴史と比較しながら説明してあげたい、という理由)。時に仕事で途絶えながらも、なんとか日本史だけはお盆のうちに読み終えた。

試験前日、あわててアマゾンで注文した『日本の世界遺産がわかる本』で地理をおさらい。一般常識?そんなの44年も生きてりゃ勝手に身につくもの。


ただ少し嫌な予感がして、過去問に軽く目を通してみることにした。試験当日、深夜のことだった。

・・・・・・。

えなにこれ、まったく分からないんですけど。地理もやけにムズいんですけど。軽くパニックになりながら(いまさら)ネットでリサーチしてみると、一般常識は『観光白書』を読んでいないとマズいらしい。地理は「広域観光周遊ルート」を抑えておかないとマズいらしい。

白書ってあの分厚いやつだよね?絶体絶命。しかしありがたいことに、「ハロー通訳アカデミー」さんが28年度版観光白書の要点をまとめた資料を公開してくれていた。

http://www.hello.ac/2017.ippan.seminar.pdf

出題予想まである。すごい!これを寝るまでに読み、朝ひと仕事してから会場の青学へ向かう間、日本各エリア推奨の周遊ルートについてタブレットでリサーチした。

キャンパスに入ったのは初めて?かも

そして自己採点の結果は......
日本地理 63点
日本歴史 90点
一般常識 65点

公式合格ラインは70、70、60だそうだが、かなり大目に見てくれるらしいので2次には進めそう。一番の目的は合格ではなく、「スピーキング試験に向けての準備自体」なので、実際進めるかどうかはともかく「進めそう(だから準備しなきゃ)」と思えることが大きい。そんなわけで、そのうちスカイプも池袋も新宿も再開する見込みだ。

それにしても、一般常識の20点以上は試験当日にネットで拾ったハロー通訳アカデミーさんのまとめ資料のおかげ。地理も前夜からの準備で15点ほどアップした(もちろんノマド活動の成果もあり、「実際に行った/見た/通った」で20点ほど獲得)。正直歴史は難易度が低く、山川を読まずとも合格点には届いていたはず。

 

つまり合格するだけなら、丸1日もあれば十分だったかも。ただし実務を考えれば、しっかり勉強するに越したことはないだろう。

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2017年08月17日(木)

翻訳者インタビューを受けました笑

テーマ:翻訳

いえ、毎度おなじみ『通訳翻訳ジャーナル』さんではありません笑

中2の甥っ子です。

 

夏休みの宿題なんでしょうね。

いや、遊びに来たんじゃなくLINEで笑

 

「忙しいのにごめんなさい。ゆうくんのお父さんに聞きたいことがあります。学校の課題で職業インタビューがあるのですが、教えてください。①特徴②仕事内容(細かくお願いします)③なろうとしたきっかけ④必要な資格⑤学生のうちに学んでおくべきこと⑥やりがい⑦日々心がけていること⑧仕事場の写真(お父さんは映らずお願いします) 忙しいのにすいません できれば今週中にお願いします(長文すいません)」

 

かわいい甥に長文まで謝られたら仕方ありません。

仕事はあと回しにして今週中という納期前倒しで送りました。

中学生にも十分わかるようにしたつもりです。

 

①特徴

翻訳業。パソコンがあればどこでもできる。機械や設備が必要なく商品の仕入れもないので、元手や経費があまりかからない。


②仕事内容(細かくお願いします)

ニュースや会社の資料を英語から日本語にしたり日本語から英語にしたりする。日本や海外の一般企業、出版社、サッカークラブなど(顧客)から仕事をもらう。頼まれた資料やニュースをパソコンで翻訳して、メールで届ける(納品)。得意分野はスポーツと経済。料金は日本円のほか、海外の会社からドルやユーロでもらうこともあるので、為替レートによっても収入が増えたり減ったりする(円安のがうれしい)。


③なろうとしたきっかけ

会社勤めがいやになり、ひとりで自分のペースで仕事をしたいと思った。みんなと協力して仕事をするより、自分の思い通りに仕事がしたいと思った。


④必要な資格

英検やTOEICのほか翻訳検定などの資格もあるが、特に必要ではない。実力がすべて。上手に翻訳すればまた仕事をもらえるし、下手だともらえなくなる。

 

⑤学生のうちに学んでおくべきこと

英語ができても内容を理解できなければ読み書きできないので、語学はもちろんのこと、全科目に広く通じていないといけない。その上で、少なくとも一つ自分の好きな分野を深く学習して、専門分野を持つようにしなければならない。文章力も必要なので、和書と洋書をたくさん読まなければならない。


⑥やりがい

語学力や文章力という、自分の能力を生かせること。仕事をすることで能力や経験値をさらに上げることができ、それを次の仕事に生かせること。
 

⑦日々心がけていること

一生勉強。仕事をしていない時も日本語、英語で毎日勉強する。それで翻訳を速く、たくさんできるようになって、お金がいっぱいもらえると思えば、勉強も苦にならない。

 

⑧仕事場の写真(お父さんは映らずお願いします)

 

 

あ、「写らずに」でしたね笑

これは失敬、目立ちたがりな叔父ですみません笑

では以前ブログで使ったのを流用させてもらいます笑

 

 

回答の内容は過去の雑誌インタビューと基本変わっていません。

ちょっとハードル上げてますが笑

ただ最近強く思うのが⑥の「やりがい」について。

内容が面白いとかより、

「自分の能力を生かせている」

ということにやりがいを感じる今日この頃であります。

 

ちなみにこれはたぶん宿題で出されたから

普通のサラリーマンよりちょっと面白そうな笑

ことやってそうな叔父に聞いてみただけで、

本人がやりたい、なりたいというわけではないはずです。

もしそうなら全力で止めますが笑

この職業の将来性がちょっとね笑

あえてハードル上げたのもそのためだったりして笑

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2017年05月27日(土)

洋書読み検定、現在四段

テーマ:翻訳

大学入学後も英語の勉強を続けた最大の理由。それは「通学・通勤中に英語の新聞や雑誌を読んでたらカッコイイ、絶対モテる」という極めて浅はかなものだった。

 

中断期間がなかったので文法をおさらいする必要はなく、とにかく読んで経験を積み、同時に語彙力を上げていくだけ。3年からはNewsweekの定期購読を始めた。そして今や洋書読み検定4段を保持するに至っている。

この検定は読解力や読書量を問うものではない。問題となるのは「人前での洋書の読み様(ざま)」。ただし、そこには読解力や読書量も含めたすべての実力と実績が反映される。



辞書なしでも大体読めるようになり人前デビューを果たしたら、その時点で3級。最初は図書館の隅っこなど人気のないところで読み出す。

そして電車内のような人目にさらされる場所で読み始めたら2級。ただし人目を意識しすぎて内容は1割しか入って来ない。

「どうなの?洋書読んでる自分?」とアピールし出すのが1級。満員電車でも片手で高めに本をかざし、もう片手はメガネに添える。やはり内容はあまり入って来ない。

そんな自分が恥ずかしくなり、一転してコソコソ読むようになるのが初段。洋書だとバレないようにコンパクトに曲げたり両手で覆うようにして読む。店でも店員さんが来ると隠す。

いや待て、どいつもこいつもバカみたいに携帯いじってる中で洋書を読んでて何が悪い?と開き直るのが二段。ドトールでこれ見よがしに洋書を並べてむさぼり読む。内容も8割方は入る。

周囲を見下すのはやめるも、相変わらず鼻息は荒いのが三段。内容はほとんど入るが、まだ表情が硬く眉間にシワが寄りがち。

もはや洋書を読むことはアピールのうちに入らない。それがありのままの自分。そうよレリゴー、少しも寒くないわ ― これが四段。口もとにアルケイックスマイルをたたえながら弥勒の心で読む。内容は家で読むのと変わらないくらい入る。


「アルケイックスマイル」とか言っちゃってるところからお気づきのように、四段でもまだ「外から見た洋書を読む自分」への意識がぬぐい切れていない。五段以上、そして名人を目指すには、東スポを読むのと同じ読みザマでTIMEを読めるようになる必要がある。いや、東スポは別の意味で人目を意識しそうだな。。

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2017年05月24日(水)

トライアルだけ(そこそこ)いい人

テーマ:翻訳

最近多いんですわ。トライアルはそこそこ良かったのに、いざ仕事を頼んでみると???な人。

 

誤訳がある、てにをはが不適切、文章になっていない、筆者の意図を読み取ろうとせずに訳す、文脈の中で適切な文になっていない...

 

なんなんでしょうね。ひょっとして「トライアル必勝法」みたいなのが出回っていて、実力がなくても小手先でトライアルをパスするコツみたいなものを身に着けてきたのかな?姑息だなあ。すぐ干されるだけなのに。

 

結局「自分で一から訳したほうが早いわ」ということになる。それに加えて「なんでこんなことを一から教えなきゃいけないの?」という手間も発生。挙げ句、度重なる指摘に嫌気が差したのか去っていく。いろいろ指導したのが(こちらにとっては)すべて水の泡。

 

実力というより取り組みの姿勢の問題かもね。プロ意識、なんて高尚なものじゃなくても当事者意識というか。その辺が欠けてんじゃないかな。トライアルは全神経を集中させてやるけど、仕事となると数を重ねるうちに気が緩んでいき「どうせ直しを入れてもらえるから完璧とは思えないけど出してしまえ」みたいな。

 

そういう意味では未経験者より中途半端に経験積んだ人のが危ない。大手さんは「経験3年以上」みたいな縛りを設けてるけど、ウチは「経験1年未満、または10年以上」にしようかな。

 

とにかく「ベストを尽くしました」という感じじゃないのよね。口ではそう言うかもしれないけど。嘘ついたってすぐバレるんだから。不安なら事実関係を確かめるとか簡単に裏を取れるのに取っていない、とか。

 

ついでに言うと、履歴書に書いてある経歴。これも何の当てにもならん。おっ!と思わせておいて訳してもらうと、はあっ?というのばかり。ぜんっぜん大したことない。アンタよくそんな仕事できたな、と正直思う。ひょっとすると期待から無意識にハードル上げてるかもしれないけど。

 

翻訳者登録制度?実際の仕事に近い題材でトライアルをやってもこれなのに、そんなものが翻訳者の実力の目安になるとは到底思えませんなあ。トライアルをやって、実際に仕事を頼んで、とフルイにかけていくしかないんじゃないですかね。マルカワの風船ガムより少ないと言われる「当たり」を見つけ出すには。

 

(なかなか旅に出られずストレスがたまってるみたいなんでカンニンな!)

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2017年05月15日(月)

日本語の文章力を上げるには

テーマ:翻訳

中一だか中二だかの登校時、地下鉄の向かいの席で校章付きの帽子を律儀にかぶった小柄な学生が、本を読みながら一人でゲラゲラ笑っていた。同じ学年の倉君だった。そういう変わったところがあるから少しイジめられていて、僕はイジめはしなかったものの積極的に仲良くしようとはしていなかった。けどあまりにも楽しそうだったので、何読んでるの?と聞いてみた。北杜夫の「天井裏の子供たち」という本で、その作家のお薦め作品をいくつか教えてくれた。それで少しだけ仲良くなったのだが、その後彼がイジめられているときに「ヤメろ!」と止めるほどの正義感や勇気を僕は持ちあわせていなかった。(たぶん、今も持ちあわせていない)

 

薦められた本を通学中に読むようになった。僕はゲラゲラ笑いはしなかった。いや、そうしたかったんだけど必死にこらえていた。すでに倉君よりは人目を気にするようになっていたので。僕はすっかり杜夫ファンになった。百人一首テストの成績優秀者に贈られる文庫本の希望を国語の先生に聞かれると、杜夫の「幽霊」をリクエストした。(自腹で買ってくれたと思っていっそう嬉しかったけど、きっと領収証もらってるよね)

 

それは電車の中で笑いをこらえていた他の作品とは毛色が違ったが、冒頭の美しい文に惹かれた。大学生になって東京で下宿生活を始めてからも、その痛みに痛いんだ本を身近に置いていた。久々に訪ねた祖母の家にも連れていった。三重の田舎の港町で、昔は行くと近所の子供たちと一緒に遊んでいた。ケンケンパ、ハンドテニス、ゴム跳び、チヨコレイト.....三姉妹の家に泊まりにいったりもした。だがその頃にはそんな交流はなく、大学生にもなって「チ、ヨ、コ、レ、イ、ト!」と喜んでいるわけにもいかず退屈していた。しかも夜更かしの習慣がついていた。外は真っ暗で店などなく、港まで歩いて水平線ギリギリの辺りにカノープスという、見ると不老不死になると藤井旭の本に書いてあった幻の一等星を探した。(それが本当なら南半球の人は全員死なない)

 

魚の卸売業をしている祖母の家には、当時そこそこ普及していたワープロ専用機「書院」があった。しょうがない。カノープスも見つからないからこれで暇をつぶすか。クマが出てきたら「く」「ま」と入力する、簡単なタイピングゲームを一晩中やっていたらブラインドタッチができるようになった。入力が楽しくなり、翌晩は何かタイプするものはないかと物色していた。そうだ、あれがあった。

 

「どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みのなかに姿を失うかに見える ― だが、あのおぼろな昔に人の心にしのびこみ、そっと爪跡を残していった事柄を、人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻しつづけているものらしい。そうした所作は死ぬまでいつまでも続いてゆくことだろう。それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、なぜかふっと目ざめることがある。わけもなく桑の葉に穴をあけている蚕が、自分の咀嚼するかすかな音に気づいて、不安げに首をもたげてみるようなものだ。そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか。」 ―「幽霊」より―

 

毎晩これをタイプした。そして、感熱紙にプリントアウトした文を見て思った。なかなかの名文書くじゃん ――― 自分。そう、杜夫でなく自分が書いたような気になってくるのだ。「ばあちゃん、これ見て!」と自慢したかもしれない。もちろんそんな勘違いは長持ちしない。しかし「ぼく文章得意」という錯覚は残ったのか、この1週間の「写経」を境に、書くことに対する意識が明らかに変わった。読書感想文は嫌いだったし、小論文は苦手だった。ところが、卒業論文なんて書けるかなという不安はなくなった。むしろ何かを書いてみたくなった。(ただ、それを就職活動につなげるという発想はなかった)

 

会社を辞めてから始めた翻訳者になるための準備にも、この写経を採り入れた。「吾輩は猫である」、「草枕」、「人間失格」、「仮面の告白」、「平家物語」......全部写すわけではなく一部だけ。例えば冒頭。誰だって書き出しには最大級の力を入れるはず。そのエッセンスを手っ取り早く自分のものにしてしまおうというわけだ。次男の小学校の先生の手作り教材にも「文章エチュード」といって、名作の書き出しを朗読させるものがあり、ナイス指導法だと思った。(頭じゃなくてもお気に入りの部分があればそこでもよい)

 

そして今なお、たまに写経をしている。昔とは逆で、今は手書きが新鮮なので何か紙に書きたくなった時、お気に入りの(やっすい)万年筆で書く。最近はもっぱら古文や漢文で、果たして40代半ばでそんなものを書き写して文章力や翻訳力の向上につながるかどうかは見てのお楽しみである。(へったな字でゴメンネ!)

 

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