ミントガムを噛んでいた


コンビニで買ったそれは

あまりにも辛すぎて

口の中がスースーして

身体も冷えてるのに

口の中まで寒くなった



歩いていたら

前方にカップルが居た

それは、紛れも無く

あたしの友達で



声をかけたら

嬉しそうな雰囲気


そして


あたしにチョコレートをくれたんだ



家路の途中で

チョコレートを食べてみた


すると


さっきまで辛かった

ガムがスーッと溶けていった

代わりに広がるのは

甘い甘い味



『さっきのカップルみたい…』


『羨ましいなー…』



なんて思いながら

辛い辛さのガムなんて消し去って

甘く広がるその感覚に浸りながら



【どうか幸せでありますように】


     と 祈っている自分が居た