私が 確証をもって 不安神経症(パニック障害)

にかかったのは、成人を迎える一年前の事でした。

 

大人と子どもでありたいと願う精神状態の

複雑な精神状態にもあり

その年は 仕事においても 精神的に厳しい年でした。

 

気分屋の店長から いわれのないような店長からの

精神的 肉体的苦痛な勤務を強いられており

その開放の手段として取った

“早朝、職場へそっと行き 荷物を置いて手紙を置いて

辞めた”

戦わずして逃げた行動が

自身の行動が それでも後悔を生む事になり

そのことで その仕事の地獄からは解放されたけれど

問題そのものからは逃げてしまったことを思い悩む日々

 

神経が 過敏になっていたと思う。

定時制高校に通いだしてもいて

学生時代の暗幕な部分が

幼い小学校一年生の従妹と自分を重ねてしまったのも

ある。

私自身ではない従妹を 私だったらと重ねて見て

多動性なところが似ていた従妹の動きを見ていたら

なんというか フラッシュバックしたのだろうか

目が回った。

 

実は この一年前にも

パニック発作を起こしている。

 

それは私が働いていたペットショップの直近店舗の

社員で五歳くらい年上の方から告白をされ

それがまた 複雑な事態になっていて

その告白をしに来た永瀬さんという方は

私の勤務先の上司でエクア(魚系)を

担当していた六田さんが

私のことを好いているという内容で

この頃流行りだったのだろうか

代理告白として

近隣の店舗同士で永瀬さんと六田さんは

仲良しで 同じマンションに住んでいた。

 

私が勤務日に外で洗濯物を干していた時に 

お休みだった永瀬さんが私に話しかけてきて

 

「karanoさんに話したいことがあって 六田さんのこと好き?」

「六田さんが karanoさんのこと好きって言っているんだ」

「でね 実は 俺もkaranoさんのこと好きなんだ」

と告白されたのだ

もちろん 人生の中で 告白されたのは

生まれて初めてのことで しかも 友達同士っていう

 

ウソでしょ?って思ってしまった。

罠にはめてたのしんでおちょくっているのでは?

という心理がはたらいていた。

なんといっても自己評価低い私なので。

自信もなく

 

それで 結果的にお返事した内容は

永瀬さんに  

私は 永瀬さんの事 少し気になる存在であったのは

確かで私を気にかけてくれているし

優しいなって思っていました。

ってお返事したのです。

失礼ながら

六田さんを恋愛感情として見てはいなくて

同じお店で働いていて あまり頼りないなーと思う部分が

あって 恋愛対象としてではなく

 優しい職場のお兄さん的存在であった

のちに 六田さんはスキャンダルを起こしてこしてしまったし。

その六田さんのせいで

激務の連続勤務をこなさなければならなかった。

六田さんへはお手紙でごめんなさいと伝えると

永瀬さんに伝えた。

 

それから 交際?デートのようなことをした

吉祥寺の動物園いってみたり

で なんでか永瀬さんと六田さんが仲良しのままで

過ごしていて 略奪されたとか 六田さん感じないのかな?

普通 普通? 奪われたと思ったら

仲が疎遠になったりしないのか?って

それが 普通に仲がよいままで変わらず

それもそれで不気味というか

疑心暗鬼になって

それで

「それって試さていている?」って心情になり

どっちかが掛けみたいに告白して付き合ってみて

どんな人だったか報告し合おう

って言ったんじゃないかとおかしな詮索してしまって

ノイローゼになったのかもしれないです。

 

それで ある日 そこをしっかり聞き出したくて

朝に、永瀬さんに電話して直接聞き出そうと思って

で、なぜかデートプランみたいなことになってしまってて

ランチを食べて その後 映画観よう

になってしまって

映画観終わったら 

永瀬さん 六田さんが私を

どんな女なのか試し合いっこしてるのか?という事を

聞き出そう。

そう思っていた 

 

しかし

食事も緊張するし、映画

映画もどの作品観ようか?って

その年は ジュラシックパークが流行しており

その映画を観ることに

しかし 始まったころ 

映画って ほら

あの

テレビかなんかの見過ぎかしら

ベッタリくっついて映画デートなのよね?

(そりゃもう 自意識過剰の妄想がすごい飛んでて)

緊張がすさまじいことになって

そして、数分経った頃

檻に入れられた動物を 肉食恐竜に食べさせるシーン

そこで

デカい パニック発作に襲われてしまったのだ。

その当時 何が何やらわからなくて

心臓は飛び出そう

気がおかしくなりそう

血の気が引く感覚

なんか 自分がどっかに行ってしまいそう

とにかく そこに座っていることが恐怖で仕方なく

本当は 何も言わずに立ち逃げしたかったのだが

とりあえず トイレに行って落ちつけよう

少ししたら大丈夫になるかも

トイレで嘔吐何度か繰り返し

永瀬さんの所に戻り

それを二回繰り返したとき 永瀬さん

さすがに心配してトイレの前で待っていてくれた

それが 永瀬さん おしゃれ好きで

柑橘系の香水を好んでつけていて

五メートル四方離れていても 永瀬さんが近くにいると

わかるのだ。

それで 永瀬さん近くにいると察して

もう 映画を観に戻ること出来ない程怖くて

「私 出て待っているので 観ていてください」

と伝えると

「俺も出るよ」、と一緒に出ました。

近くの公園のベンチで不安感が消えるのを

永瀬さんも心配して待ってくれました。

すると 永瀬さん

「手を握ったら 少しはおさまるかな」

と、やさしく手を添えてくれ そのあと

一緒に歩くことにしました。

でも あのなんとも言い表せない不安感が抜けず。

私は、永瀬さんに

「ごめんなさい 調子戻らないのでお家に帰ります」

そう言って 結局

疑心暗鬼になっていた

六田さんと永瀬さんで 私をおちょくっているのか疑問を

聞き出せず

なんだか パニック発作に流された形になって

結局 その後もどうしていたのか

記憶も思い出せず

永瀬さんとどうして 別れているのかも思い出せません。

これが 最初の大発作のお話です。

 

 

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