私は、息子を出産後、母乳育児を始めました。


簡単にできるものだと思っていました。



しかし、私の母乳育児のスタートは


苦痛と涙と孤独で始まりました。



息子の出産した病院は、


母乳をあげたら、糖水もあげて


その後、体重を計り、何グラム増えたと


ノートに記入をしてました。



出産後、初めての育児スタートで、あちこち身体も痛いし


自分で考える余裕もなく、ひたすら、マニュアル通り?に


母乳育児を始めました。



その後、病院を退院し、実家に里帰りした後、陣痛よりも痛いと


思った痛みを味わうことになるのです。



今思えば、全て、単純なことだったのですが、


睡眠不足でフラフラだったので


夜に、母乳+ミルクを与えたのです。



そしたら、夜泣きすることもなく


長時間、息子はスヤスヤと寝てくれたのです。



「へぇ~、これは楽ちん♪ ミルクを足せば良いんだ~♪」


と思って、与え始めたのです。



それから、朝起きてみると、胸はカチコチになり、


背中に激痛が走ったのです。



母乳育児の経験のない母は


「病院に行きなさい」としか言えず・・・。



生まれたばかりの息子のお世話をしながら、激痛にも耐え


「ママになったんだから、頑張らなきゃ!頑張らなきゃ!」


って、自分で自分を励ましていました。



病院に行くと「原因が分からない」と言われ、


痛み止めの点滴をされ


母乳育児をしたいと思っている私の気持ちは置き去りに


点滴や薬を出されました。



2件病院に行きましたが、同じでした。



「何か違う!」 必ず、原因はあるはずだからと


母乳育児の経験があるお友達にメールをしたのです。



そうすると「助産院でマッサージをしてもらうと良いかもしれないよ!」


という返事でした。



「助産院? マッサージ?」


「どんな場所? どんなことをするの?」



「この痛みから解放されたい!」



{この痛みの原因が分かるのでは?」という思いで


通えそうな助産院を探し始めました。



おっぱいのカチコチの原因は


ミルクをあげている間に


私の母乳が溜り過ぎてしまったことでした。



「へぇ~!!!」でした。



溜まったら、絞る・・・今から、思えば、単純なこと。



そんなことも知らなかった。


教えてもらうことはなかった。



この時に


「自分を守る為に、子どもを守る為に、自分で情報を集める!」


と決めたのです。



病院が痛みをとることも、私の気持ちも理解してくれることもなかった。



頼れるのは「自分だ!」と思ったのです。



そうすると、次々と自分が欲しい情報が集まり始めたのです。



ここから、私の「自分の心と身体を自分で守る」学びが始まったのです。