最近、なるべく穏やかに過ごしたいと思っていたところですが、
自分が被害者の立場だったらもう何とも言えない事件がありました。

それは、15年前の誤認逮捕(不当逮捕)を今頃になって警察のトップが詫びた一件。

「極めて遺憾」と謝罪=誤認逮捕で警察庁長官(時事通信 1月19日配信)

経緯は、こちらの記事(⇒★★★)にもありますが、こんなところです。
■1997年に流山市で24歳の女性が殺害される事件が発生
■当初、千葉県警は、室内が荒らされていないことから身内の犯行と決め付け、遺族3人を逮捕
 事件直後に、現場近くのATMで現金を引き出す男の姿が映っていたのに。。。
■警察は被害者の祖母(当時80歳)に高圧的な取調べを行い、強引に自白をさせる
 その自白を元に遺族3人を犯人扱い
■マスコミにも遺族の個人情報を提供
■警察は強引に送検。検察は証拠不十分して不起訴処分に
■被害者祖母は、嫌疑の晴れぬまま死去
■今年になって、別の強盗致傷事件で服役中の32歳の男がDNA鑑定で真犯人と判明、32歳男を逮捕


これだけのことをしておいて、
「極めて遺憾」
と言うだけで済まそうとしている警察に
「警察はダメな組織だな」
と思いました。

時効は切れているものの、当時の担当捜査官は「特別公務員職権濫用罪」を犯したことになります。
また、この一件で、被害者遺族は
ただでさえ身内が亡くなって悲しいところに
冤罪で人生を15年間も狂わされた

わけです。

冤罪で人の人生を狂わせておきながら、警察は無神経すぎます。
「極めて遺憾」
の一言で済む問題ではない
でしょう。
それこそ被害者軽視となります。
本来の職務に照らすならば、警察は
不当逮捕をした捜査担当者を適切に処罰し、
また不当逮捕の被害者(殺人事件の被害者遺族)に15年分の補償をすべき
です。

もともと、警察への信頼はゼロに近い状態でした。

小学校のときには、痴漢からサクラの御紋で救ってくれたように見せて
「おじさんが守ってあげるから、おじさんにも胸を触らせてよ」
とわいせつな行為を刑事から要求されたことがあります。
その刑事が、
「(わいせつな行為を)させないと、公務執行妨害罪にしちゃうぞ~」
と脅してきたときのショックは、忘れられません。
 
また、仕事の取引先やお客様で、不当に金銭を要求してくる輩が決まって
「言われたとおりにしないと、知り合いの刑事に頼んで冤罪にしてやるぞ」
と脅してきたのも、
「悪徳な市民は悪徳刑事とつながっているのだろう」
という思いを強めることとなりました。

そこに、今回の事件。
警察は、自浄できるのでしょうか。
とりあえず、友人には検事や判事は多いので(司法に受かると弁護士でなく検事や判事を選ぶ人が多いです)、
「司法には公権力(警察)をけん制してほしい」
と話をしているところです。

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