今日は、馴染みの歯医者さんに行ってきました。

先日、子供を小児科クリニックに連れて行くなどしたのもあり、ふと、病医院へのアドバイスをする中で感じた「良いクリニックを見分けるコツ」を思い出しました。

  

かつて、医療情勢のレポートで、全国津々浦々の病医院を取材したことがあります。その際、せっかくだからと医業経営コンサルタントの講習を受け、多くの医業経営コンサルタントの方々と親しくさせていただきました。(実はその縁で、現在もOffTimeには、開業医向けセミナーのプロデュースをしたり、なじみの医院・歯科医院のいくつかでアドバイザーをしています)

  

良いクリニックを見分けるポイントは、以下の「医院としてあるべき基本のこと」が守れているかでわかります。

  

サーチ電話応対が丁寧か

・患者の人は何らかの不安を抱えて電話してくるのですから、優しい声で丁寧に応対することは医院として基本中の基本と言えます

※応対が良いと評判のある医院では、受付担当の事務員をホテルに研修に出して、接遇のレベルを高めていました

サーチ院内が整理整頓されているか

・医療機器が清潔か、器具が整頓されているかで、医師の“腕”もかなり左右されます

・待合室の本や雑誌はキレイか(雑誌の場合は、1年以上前の号があるのは、大味さの現れなのでNG)

・スリッパや小物が清潔かどうか(かかる側の心象も違いますよね)

サーチ“待つ人”への配慮がなされているか

・患者が診察室に入るときに「お待たせしました」の一言があるか

・待合室に、患者を待たせない工夫があるか(テレビや本などは必須)

※県外からも患者が来るほど人気のある“名医”の医院では、待ち時間の不安解消のため、待合室に「診察に際して聞きたいことを書いてください」と書かれたカードが置いてあります。「患者さんの心を癒す」ことを重視していることからも“名医”の誉れ高さが伺えます

※他県からも患者が来るある医院では、季節ごとに多い疾患についての解説をPowerPointのスライドにして、待合のモニターで流していました

※高齢患者の比率が高い医院には、待合の一角に畳敷きの“小上がり”を設ける例も少なくありません

サーチ定期通院の場合は診療計画を伝えているか

・「次回は○○の治療をします」「あと△回程度の通院となります」と、診察の終わりに医師が伝えているか(この部分で、医師が計画的に治療をできる人かを見極めます)

・あわゆくば、「今日の治療は○○分ぐらいかかります」と、診察の最初に言えるところは、腕が良いことが多い

 

最近は医療モールなどのディベロッパーの戦略もあって開業ブーム。一方で、都市では医院の3軒に1軒は開業後5年以内に廃業するほどの群雄割拠と言える状況です。

だからこそ、良い医院はきちんと存続できるよう、患者側の立場としても良い病医院を見極めて応援したいと思う今日この頃です音譜

 

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